二話 邂逅そして交錯
うぃ、途中で来ていただいた5名の方々にはご迷惑をおかけいたしました。
今後は一度、なんかにメモって貼っつける様にします~
今回のでわかったのは自分バトルシーン書けないですわw。・゜・(ノД`)・゜・。
辛めでも有難いので米を恵んで下さい
人に言われたままに居る場所だが、だからといって嫌いな訳では無い。
それが故に、毎日来る訳だが……
それでも嫌な事はかなりある、今日は名も知らぬ玉ねぎの様な…それにしてもあいつのアノ髪型は狙っているのか?バカなのか?バカなんだろ?バカなんだよ‼
両手両足を十字架に括り付け、そのままなにか大きいケースの様な物に入れ太ももを切り裂き其処から出た血液に玉ねぎをおろした物を混ぜ卵をもったゴキブリをその中に入れそのまま放置し・・・・・
何を考えているんだ、僕は…
そんな事よりも、ソレから聞いた話によるとなんでも今日はまたココに人が増えるらしい………
こんな事があるのは精神衛生上悪い憂鬱だ
学園の責任者と、軽くなんとも言いがたい拷問の様な上辺だけの話をし…
ともかく、洋風な作りの校内を進み開発室いや、教室と言うべきか…その前まで来た。
俺は扉の丁度前で靴で床を叩き、ワザと大きな音を出す。ココに来るまで予想より時間がかかった……原因はいわずもがなだが………
さて、呼ばれるまでもう一度確認しよう、先ず俺の技能は発現している事を中に居る奴等には教えない。技能の発現をしていない…面倒だ、候補生で良いだろ。候補生達の発現を遅らせない為だ、多少は危険な目にあってもらおうか…
次に、俺が出来る事だ。
軽い読心術は使おうか、無表情の奴や何を考えているのかわからないのは意味無いがそういう奴は放っておこう。
後は一部の軽い特殊技能…まあ、魔術と呼ばれるモノだ。俺が発現した時に、教えてもらい覚えたモノだけ使うつもりだ。
そろそろ呼ばれても良いのではないだろうか?なかなか呼ばれないな
「桐葉くぅ~ん、どうぞぉ~」
ずいぶんと、間延びした女の声が聞こえた
……コイツ担任かよ
「はい、遅れてすみません」
「もぅっ、迷う事が分かってるんだからぁ、も~う少しぃ…」
長い、面倒だ
こいつの話等、聞く必要も無い。というか、始めに遅れてすみませんと言ったのに一体その話で何時迄話す気だ‼
いくら年上で美人で同門でも、こうも毎回間の延びた声を聞くと、イラつくんだよ。もっとマトモに話せるだろう‼
そうだ、こいつは美人だ
名は、確かセンリとか言ったか。こいつの特徴を言えと10人に聞けば大抵が女性的な柔らかそうな髪と、曇りなき翠の眼、そして美人である事だと言うだろう。
だが俺はアレの本性を知っている
9年前に会ったあの時の印象は忘れる事が出来ない
(じー)
野生の直感か何故かこちらを見ているんだが
「迷子の桐葉くん、前で自己紹介してね」
ニコリと笑いながら、コロリと首を傾げ殺気を出したので間違い無い。こいつは何を考えたか気付いている
これ以上機嫌を損ねたところで良い事は何も無いので従う
「赤根 桐葉です、死なない程度に頑張りますよろしく」
「皆の~知ってのとおり桐葉くんわぁ、マナ力学の魔術レベルまで修得していま~す。危ない時はぁどぉんどん呼んでぇ、ガシガシこき使って下さぁい」
職権濫用でないか、誰かこいつを逮捕してくれ。マジで
こんな感じで初日は終わった
担任に呼ばれ男が入って来る、パッと見細い様に見えるがやはり鍛えている身体付きである。予想どおり過ぎで笑えるな
この感じじゃしばらくは担任以外目の保養になる人はいない…僕はかなり落胆した
経歴は凄いものだが、何時まで壊れずに済むだろう
どの様に壊れて死んでいくかは少し楽しみだ
「こちらエース、全員配置に付いたか」
放棄された街を見下ろしながら俺は通信機に話しかける
特殊技能が必要になった理由の原因の駆除が今日の授業だ
先ず、何故特殊技能が必要なのかまとめよう。15年前にそいつ等は来た、そして可能な限りの破壊を始めたのだ。
その当時の軍もその進行を止めようとした、だが当時最強と言われていた武器は全く効かず撤退をせざるを得なかった。
しかし、そんな時その時の世界の支配者が技能を使い圧倒的に勝利したのだ
今回のチーム、戦闘経験自体俺以外はほとんどがヴァーチャルゲームだけらしい
だが心配はしていない、昨今のモノは感覚完全化に成功しておりリアルな戦場を体験出来るはずである。そしてココ実動部隊に配置された人間はゲームで撃墜されずらい奴だけだ。
もう一つの理由は兵装の充実である奴等が出て来た15年前とは違う、マナ力学を使ったモノだ。
技能を持つ人間の最高峰、二つ名持ちのトップ“黒の魔法使い”が作ったマナ力学は奴等に対抗する手段として最高の物だ。
まあ、今は“黒の”は敵だがな
「こちらα配置完了」
「βOK」
「θコレで全部終わりッス」
「統一感ねぇな、愛してるゼお前等」
俺は苦笑を抑えず言ってやった
「今回の目的は敵の駆逐だ、無理せず全部殺れ」
「「「了解」」」
大丈夫かね?
僕は殺す事が好きだ。
今日は生身の敵を殺れるらしい、早く始まらないだろうか、腕をちぎり胴を切り落とし頭を潰し殺したい……
今回の作戦は街の北側から侵攻し、敵を包囲しながらの殲滅である。
ヤケに静かだ、奴等にはソナー等の探知が出来ない映らないのだ。それが故、偵察した部隊の報告だけで判断するが……
それにしても、もう少しチョロチョロ居ると思ったんだが偵察がビビりだったか?
そして、街を占拠し各隊長のみ中心に集める。最後にθの隊長がくる
「すんません!おっくれました~」
「遅かったな諸見里、何かあったか」
踵で地面を2回鳴らし話を止める
「αから順に報告しな」
話を止めた為か、いや(心配しただけなのに何故怒られる)が正解か?舌打ちをされた、もう一方は赤面しながら慌てて口を閉じた。なので気にせず続ける
「ほれ、ハリーハリー」
「…っと、こちら異常無し」
「同じく」
「えと、なんかちょっと小さいのがいきなり出てきて、でも直ぐに倒したし…」
「チョイ待ち、ちっさいのの詳細は?」
「うぁ、えと…」
なんぞ混乱しているな、実力で選んだのは間違いだったか
「すまんな、ゆっくりで良い思い出せる限りを印象に残っているものから言え」
「あぅ、あ…はい!その羽が付いてて、えっと、でも飛んで無かったんで直ぐに倒せて。あ、違う…逃げたんですけど直ぐに追いついて倒しました」
謎の部分があったが、逃げたのはコイツで無く“敵”だろうな。では
「やはり近くにデカイのが居やがる、一度散開するぞ」
「どの位の大きさでしょう」
こいつココで倒そうとしているな、とりあえず命令コマンドだな
「ランクは関係無い、指示どおりに動きな」
「はい、了解しました」
素晴らしいね、直ぐに動いたよ
「ほぇ?え、えぇ~」
「早く隊に戻るんだ!」
B夫優しいなぁ、ほっときゃ良いのに
さて、何処に・・‼
近くに居やがる、何処に隠れてやがったというかなんで俺が気付けなかったんだ
「うん、うん、良い動きだねだけど…」
他の奴等は……良し、遠いな
「うぉ~い、聞いてる?ってのわぁあ、危ないなぁ」
外した⁉
「なにモンだ、てめぇ。てか、出てこいよ‼」
「僕の声も忘れるか君は……」
目の前に霧が晴れるかのように黒いフード付きのコートを羽織った男が…こいつは
「驚いた、“黒の”か」
「良かったよ~、姿位は覚えててくれて」
「いきなりボス戦とか辞めるぞ」
「それ困る~、僕はまどろっこしいのは嫌いなんだけどなぁ、知ってるでしょう?」
嫌という程な
「まあ、こっちの目的も分かってるみたいだしバトルすたぁとぉ~」
いきなり斬り込んで来る、その手には何時の間に持ったのか日本刀がある。左から刃が迫る身体を左に間に合うか?無駄だがついでに腰の短刀を出し炎を出す
この短刀は当然マナ力学が使われている。そのため刀身が燃える
「なぁるほろ~、切るつもりなら殺そうと思ったけど、及第点だね」
瞬間刃は数十個の爆竹が耳元で一気に破裂したかの様な大きな音をたて爆発する、コレは魔術との融合技だ
爆風で舞った塵が消える前に短刀を捨て、俺の得意な型を…
「動かさない方が良いね~、折れるよ?」
「っチ」
「今度は、君が来てくれないかなぁ~」
何時の間にか気配が無くなっていた……
三話は遅れまして4月の10日に更新予定でし
理由は活動報告に書く予定…てい、てい、てぃ…