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学級日誌  作者: 深水葉月
11/12

*11ページ目



 驚いた。

 まさか、このタイミングで七宮ななみやが入ってくるなんて。


「偽善なんかじゃねーよ」

「私をいじめたくせに!」


「そうだな、いうなら、改心だ。」



「―は?」



「七宮、あんたはしらねーだろうが、自分の性格は変えれるんだよ。」

「なに言って…。」

「思考も、思いも、気持ちも、顔も、性別も」

「そんなの―!」


「だから変わる。」


「!!!」



 あの時決めたんだ。

 もう二度と…。




「誰も傷つけない。」



「あ、ははは。何を真顔で言ってるんだか。」

「七宮」


「分かったよ、分かった。」



「どーせ、あんたも変われとか言うんでしょ」



 そんなのお断り、と小さく笑って七宮は教室を出ていった。





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