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レディ・ドルリス

 白く寂しい通りに住む魔法猫一族の女王猫。若い頃から美貌で名高く、子猫の頃より近隣諸国での美猫コンテストの優勝を総なめにしてきた。十年ほど前に父ドルリス伯爵に結婚を反対され、家出して隣街へ駆け落ちした。現在は義母フェスティ夫人邸に夫猫と息子猫と共に住んでいる。

 魔法猫なので魔法を使える。その魔法は並の人間の魔法使いでは太刀打ちできないほど強力。

 特技は猫の女王だけに許された月の女神の神力を行使すること。

『雪花の女王』『白き月光の妖精』



ぼうや

 レディ・ドルリスの息子。愛称『ぼうや』。名前はまだお披露目していない。年齢は普通の猫として換算すれば三歳になるが、魔法猫なので実際の成長程度は生後五ヶ月くらいの体長。特技はとてつもなく可愛い子猫であること。必殺技:うるうるお目々の天使。



マドロス船長

 ぼうやのパパ猫。名前はマドロス。レディ・ドルリスの伴侶(はんりょ)にして町内のボス猫代理。真のボスはレディ・ドルリスだが本猫(ほんにん)がかたくなにボスという呼び名を拒否するため、マドロス船長がボス猫代理としてボス猫の権限を(にな)っている。

 マドロス船長という二つ名は、契約している船の船長が雇用主で、航海の間いるのも船長室だから、そう呼ばれるようになった。マドロス船長の給料は白く寂しい通りに本社を持つ船会社から支払われている。だが、マドロス船長が信頼しているのは船長個人である。魔法猫は信頼できる人間としか契約しないのが信義ゆえに、船の運命をあずかる船長の人間性を見極めてから契約をするのだ。



ノワ

 さすらいの野良猫だった。魔法猫の一族からはぐれた子猫。魔法の力はあるが訓練したことがないため使えず、人間と直接会話できる以外はただの猫。……と、本人は思っているが、じつは身体機能は高く、並の魔法猫よりも早く走れるし、その気になれば三階建ての屋根の上まで一気にジャンプできる。その出自はどうやら魔法猫一族でも黒猫種という血統正しき家系の末裔らしい。



ノワの元保護者

 ノワールのノワと安直な命名をしたのは、遠い街でノワを保護した人間である。どうやら境海世界ではよく知られている白く寂しい通りの住人にして、治安維持組織に所属する捜査官。ノワの世話がきちんとできていないことをレディ・ドルリスに責められ、ノワの飼い主権を放棄した。レディ・ドルリスとはなにやら因縁があるようだが、人間メインのエピソードは極力出さない予定。


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