表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

おとなこどもは睡眠不足

作者: 川上青

夜がおわろうとしている。

眠りにつくのは本当に不思議なことだ。

疲労は睡眠によって回復するらしいのだ。

私は人間として生まれてきた。

だから人間の世界のルールを沢山知らないといけない。

急に大きな声を出してはいけないとか、急に思い出し笑いしそうになっても、

必死で笑いをこらえないといけない。

そうしないとぐるーぷから省かれていってしまうみたいだから。

どうせ長くはない時間の中でたくさんのつまらないルールばかりで息がつまるときがある。

大人なんて架空の生物なのに大人のふりをしないといけないらしい。


少しずつぼくはこどもになってやろうかなと思うんだ。

そっちの方が面白いし、みんなも目を覚ましてくれるきっかけになるかもしれないし。

よくもわるくも転んでみないとわからないものさ。

だからぼくは転んでみようかと思う。

こわいものなんてないよ。

毎日をおもしろおかしくしてやりたいのさ。

ぼくはこどもだから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ