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神のマジシャン〜やはり魔法は便利です!〜  作者: 重曹みっくす
第4章 ルキン帝国へ行こう
79/83

74.魔石はどこだ

前回のあらすじ


ケイが魔物を圧倒して一瞬で倒す。


朝は編集が済んでいないのに謝って投稿してしまいすいませんでした。それと第61部、【ステータス紹介2】のスキルを1つ追加したので先に見ていただけると理解しやすいと思います。

「よっと、あれさっき魔石落ちたと思うんスけど、どこにいったスか?」


 地面に着地したケイが前の世界なら良くて複雑骨折というくらいの相当な勢いのままぶつかりそうになっっていた。しかしそれを然も当然のように勢いを殺し降り立つ。


「それなら、こっちにあるステッキで探すから少し待っていてくれ」


 このステッキは普段は魔物の黒い特有の変質した魔力の波動を検知するモードにしてある。しかし、新しく前に追加した機能がこちら。

 ジャジャーン! 柄の部分にはなんとダイヤルが付きました!


 本日2回目の活躍ですね。


 やり方は簡単。感度を上げて、表示する最大の魔力感知する値を魔石レベルに下げて、表示する範囲を半径100メートル、50メートル、10メートルと徐々に狭めていくだけ!


 ステッキのおかげで魔石まで一直線に行け、一見すると何もない草が茂った地面に手を伸ばせば見事魔石を回収することができた。


「回収できたぞ〜」


 俺は手に持っている魔石を高々と掲げ取ったというアピールをする。


 そうせずとも既に二人ともこちらに来ているので回収できたことくらい確認できているだろうが、なんとなく言ってしまうものだ。


「この魔石宝石みたいで綺麗ね〜」


「ダンジョンに来るまでの魔物から採れた魔石とは比べもんにならないくらい大きいッス!」


 俺も初めてみたときはあんなきれいなものが採れて声には出さなかったが、結構驚いたものだ。そしてこいつらにとってはこの世界に来て間もないから、何もかもが俺よりもずっと目新しく写っているだろうからね。


 そう考えた俺は空間収納(エア・ボックス)から同じくらいの大きさの魔石を2つ取り出し2人の手の上におく。


「不思議な重さだ〜、それにしても本当にあの魔物から出てきたものとは思えないほど綺麗だね」


 やっぱりアリスもそう思うか。


「これって加工したら宝石みたいになるんスか?」


「なるよ。でも、基本的には魔晶石がそういう利用のされ方をするかな。地面の岩とかが高濃度の魔素に晒されているとできるもので定着さえしていればもう一体化していると言っても過言じゃないくらい強固な繋がりになるからね。魔石はベースというものが存在しないから時が経つにつれどんどん拡散していくから燃料みたいな利用方法が主流だ」


 魔石は大きければ大きいほど高く売れる訳ではなく量である理由はこれだ。魔晶石ならば量よりも定着度とかの方が重要視される。

 そんな語れるほど知らないので、変な間違った知識を言って覚えられてしまったら困るのでこの話もここで切り上げるとしよう。


「よく分からないっスが要はこれは燃料ってことっスね」


「そんな性質が……魔晶石というものもみたくなってきちゃったな。もしかしてセシリアさん持ってたりしますか?」


 そういうと思ってもう取り出してあるんだな――っとしたいところだが生憎とまだ低層のダンジョンしか俺は行ったことがなく魔晶石も外に出れば一日足らずでただの元にものに戻ってしまうようなものばかりでそんなものをわざわざ採るなどはしない。時々、綺麗だなって見るくらいだ。


「すまんが、生憎と無くてね。装飾店でも行けばパッと見れると思うからまた今度行こうか」



 無いと言うと2人とも分かりやすく落ち込んだ様子になるが、俺が店に行くことを提案すると今度はその真逆の反応をしてくれる。


 いい奴らだなぁ。


「なんかみんな個々で撃破出来そうだし別行動で誰が1番多く魔石を採れるか競走しないか?」


 先程のケイの様子を見てみんなで行動しても効率が悪すぎると考えた俺はそうすることにした。


「面白そうっスね! ところでいつまでやるんスか?」


 確かにルールのようなものも簡単に決めなくてはならないな。


「よし、4時にここのダンジョンの入口で待ち合わせ。そして、魔石はこの袋に入れて、あと魔石を見つけるのも大変だろうからこれもあげよう。魔石を探すときあのステッキほどわかりやすくはないが、これをつければ幾分かましになると思うからな。ちなみにゴーグルの横にあるスイッチを切り替えれば300メートル先の魔物まで確認できるようになるから覚えておくといい。時間なら、ゴーグルを着けたら気付くと思うが、時間も端の方に表示されるようになっているから集合時間の4時に間に合うようによろしくな」


 それにしてもあの付与魔法を補佐してくれるスキル本当に便利だよなあれのおかげでこんなに進化させることができたからね。



 ——こうして3人の競争が始まるのであった。

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