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神のマジシャン〜やはり魔法は便利です!〜  作者: 重曹みっくす
第4章 ルキン帝国へ行こう
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65.2軒目の店は

前回のあらすじ


超巨大な料理店に行ってきた。

 ◇


 俺は満足な昼食を済ませて、2軒目の店に向かいにあのクソでかいスパゲティ屋を出てきた。いや、よく思い出せば喫茶店のような一面もあったな。むむっ……ってそれは一旦おいておこう。確かあの店はディヴァインという店名だったからディヴァインはディヴァインってことでいきましょうか!


 ……今日の俺のテンションやべーな。


 気を取り直してそのあとのことだ。

 その2件目の店はまさかの定休日だったようで今日は営業をしていなかった。

 他の店も行こうとも考えたが正直なところもう歩きたくなくなるほど俺は疲労している。精神的な面で一番移動してきた店が営業していなかったというのは痛かった。時刻はまだお昼を少し過ぎた頃ではあるが、そこまで焦ることもなかったか、と思いそのまま宿に帰ってきた。


 今日はもう外に出る用事は無いので、シャワーを浴びることにする。

 この宿は値段以上であると俺は評価している。部屋の清掃や備品がしっかりしておりとても利用しやすく、そして何よりシャワーボックスがある。浴槽にお湯をはり浸かる習慣があまりなかったので問題はない。しかし残念ことにこの時期は予め宿を予約している人も多いそうで、ここも例外ではなく明々後日からこの部屋も予約していた人がいるそうなのでずっとというわけにはいかないようだ。その後の空き状況も尋ねたのみた。

 すると空いてるには空いているものの料金が非常に高い。ただの観光目的であったならば高くても泊まっていたかもしれない。だが今回は観光ではなくアイテムを作成する、及びそのための買い物をしに来たというわけである。

 つまりいくらなんでも宿泊代にそこまでお金を使うようになれば、ただの観光目的くらいにしかお金を買い物に使うことができなくなってしまうということである。


 服もオプションで洗ってくれるらしい。無料ではないが、この後でしたいことを考えると魔法で洗うわけにはいかない。今着ている服は後でコインランドリーのようなところがあるのでそこで洗うことにする。


 さて、シャワーボックスの隣にある籠に服を入れ、浴びるとするか。


 ◇


 ひらりと空間収納(エア・ボックス)から刻印紙(スクロール)を1枚取り出しベッドの上に広げる。ベットの隣にサイドテーブルや壁に沿って置かれたコンソールテーブルがあるのだが、縦横共に1帖の半分くらいあるスクロールを置くには足りないのだ。


 アイテム、略さないとワンタイムアイテムといったな。それは、この世界で言う一般的な魔道具のほとんどが半永久的に効果を継続させるもの、ポーションなどといった一度のみ効果を発揮するものを一括にした呼称であるのに対し、一度限りしか使うことが出来ないものに対しそういう。要するに一度きりの魔道具だ。

 その代わりこれは同レベルの技術を以ってした場合、使った瞬間だけの効果で考えれば何倍も変わってくるのである。一度のみ効果を発揮する魔道具と違う点であるところは、正直知らない。実際同じようなものだし仮に定義があろうと今更という感じだ。


 じゃあ早速作成を始めていこうか。


 基本的に切り札として使う俺としては生半可な効果のものなら、いざというときに困るかもしれない。ならば、頑張らなくてはいけないということだ。

 このスクロールには筋力増強(ボディー・タフリング)、筋力を通常の百倍にするように設定しておいた。効果は10分とでもしておこうか。


 俺の手元に2つの魔法陣が浮かび上がる。それは大きな魔法を発動させるために魔力を集めるための魔法陣とは見た目が違う。色が時間と共にどす黒くなろうとはせずに、虹色に電気が付いた部屋でも分かるくらいに発光している。


 それは発光しながらゆっくりとスクロールの上に降りていき、スクロールに接触ところから発光が無くなり黒い魔法陣の模様のみが残った。


 スクロールに魔法を付与するのはどれもゲームの時もこんな感じのものである。その光景を実際にこの目で見ると幻想的で良かった。しかし、部屋の電気が邪魔して見ずらかったので今から電気を消してやるとしよう。


 因みに今のを付与するのに大体自分の持つ魔力の約5%消費した。スクロールにはその魔法を発動させるのに必要な魔力を予め込める必要があるのだ。ただ、転移魔法と違い全部自身の魔力である必要がないのが救いだ。魔法自体はそれほど高度なものでは無いのだが、それが10分間分ともなれば必要な魔力も話が変わってくる。いくら新しいあのスキルをが補助してくれるとはいえ厳しいのだ。


 今の行程を更に4枚繰り返す。部屋の電気を消したおかげでなんとも綺麗な空間を作り出すことが出来た。もちろん、本来の付与という目的を達成させた上で楽しんでいる。

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