表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神のマジシャン〜やはり魔法は便利です!〜  作者: 重曹みっくす
第3章 校外学習で色々稼ごう
50/83

47.初めての依頼は

前回のあらすじ


正体不明の猫はまさかの学院長だった。

「採集の依頼を受けたんですが、その達成したか確かめるのはここでいいんですか?」


 朝来た受付に来たのだが依頼としか書いていないため本当にここであっているのかよく分からない。というか【相談】や【登録・更新】の全て1括りになっていて受付がいくつもある感じだ。しかし、魔石や俺たちのような草を採ってきているパーティーもいたし、合ってると思うのだが念の為というやつだ。


 幸いなことに受付の人は朝と同じだった。それもあって話し掛けやすかった。


「あ、君たちですか。依頼に関してのことならここで大丈夫ですよ。依頼は確か【タリーフィ】の採集でしたよね?」


「はい、そうです」


 パーティーのリーダーってずっとしっかり答えていかなければならないのか。当たり前だけれども重要な役目を担ってるんだな。


「身分証をください、今回の記録を書き込みますからね」


 そう言われたので俺たちは身分証をカウンターに出す。


「次に採集したタリーフィの方の枚数を数えさせてもらいますね。先ずは――」


 カウンターに出された身分証に目を落とす。


「カリス・ブルーストさんお願いしますね」


 一番左にあったカリスからみるらしい。


「わ、私から? ではお願いします」


 カリスは名前を呼ばれて採集してきたタリーフィを出すだけなのになぜか戸惑いながら出す。


「ありがとうございます。これは――確かにタリーフィですね。では枚数の方を数えさせてもらいます」


 そういって数えだした。


「……」


 しばらくの間沈黙が流れた。


「依頼された枚数は30枚でしたよね?」


「はい……。そうだったはずだと思います」


 受付の人は不思議そうに尋ねてくるものだからカリスは自信なさげに答える。


「113枚でした! 素晴らしいですね。次はエンセリア・ターリエさんです」


 次はエンセリアか。そういえばエンセリア達は袋らしいものは持っていないようだな。


「ボクもカリスに負けず劣らずあるぞ!」


 そう言って一見何も無い空間に手が消えたと思うと大量のタリーフィを掴んで手が出てくる。その動作は計5、6回繰り返され、エンセリアの言う通りカリスに負けず劣らず――いや、それ以上あるように見えた。


「こちらも期待大ですね! では、数えていきますね」



 ――こうして全員分数え終わる。


 結果、カリスは113枚、エンセリアは182枚、俺が148枚、ティアナが126枚だった。


 トップはエンセリアということで終わった。


 魔物の素材も余分に採集した分もここで買い取ってくれた。今日の儲けは全員合わせて80ゴールドくらいだ。少し物足りない気もするが森で学院長先生とあったり魔道具の性能も試せたりしたからいつものダンジョンよりも有益であったと俺は思っている。


「凄いです! 初めての依頼はもちろん皆さんが請けた依頼と同じくらいのレベルなのですがギリギリ達成という方が多いのですが次のランクの依頼でも楽々こなせそうですね。しかし、ランクを上げるのはまだ出来ませんので――少し待っててください」


 何か急用でも思い出したのか、ギルドのstaff only的なところに駆け込んで――は言い過ぎだが急いだ様子で入っていく。




 少しそのまま待っていたら戻ってきた。ただ、トラックがぶつかってきても素手で跳ね返しそうな1人の30代くらいの男と共にだ。この男からはただならぬ気配が漂っている。気を抜けば一歩2歩と後ろに下がってしまいそうなくらいにだ。


 一体これから何が起こるというんだ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ