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神のマジシャン〜やはり魔法は便利です!〜  作者: 重曹みっくす
第3章 校外学習で色々稼ごう
43/83

40グループ分け

前回のあらすじ


今日行くところを決めた。



短いです。

 まだ、ギルドを出たばかりで森にも入ってないところだ。やはり、人通りは少なくなって俺たちと同じ方向に向かうのは商人や俺たちと同じような目的であろう冒険者の割合が増している。


「固まって行くと効率悪いからさ、二手に分かれて探さない?」


 見つけやすい採取なのにわざわざ5人で固まって行動すると無駄が多いと思った俺はみんなに二手に分かれてるということを提案してみる。


「そっちの方が早く終わりそうだしいいね!」


「ボクもそっちの方が無駄が少なくなるからいいと思うぞ」


「私も賛成ですが……一応双方に鑑定ができる人がいる方がいいと思います」


 確かに鑑定もできずにずっと違うものを採り続けていたら、それこそ分かれた意味が無くなってしまい無駄が大きくなる。ナイスだティアナ!


「確かにティアナの言う通りだな。ボクはスキルは持ってないけど鑑定の魔法なら使える。他に使える人はいるか?」


 もしこれでいなかったとしたら、しょうがないがまとまって行くことになるだろう。

 別に感覚共有とか情報共有をしてもいいんだが、それだと距離が離れれば離れるほど成功率、精度が下がるのでそれをするくらいならまだ、みんなで一緒に行った方がいいと俺は思う。

 もちろんそれらの魔法を本気で行使すればそのような障害なく使えるようになるだろうが、俺の魔力が持つかどうか怪しくなってくる。

 というわけで二手に分かれるのであれば少なくとも俺の他に1人は必要だ。


「鑑定スキルならボクが持ってるぞ」


 エンセリアが鑑定スキルを持っていた。

 何かとあいつよく分からないスキル持ってるというイメージが強いのに、こんなスキルもいつの間に取っていたのか。


 他のみんなは鑑定は出来ないみたいだ。


「じゃあ、くじ引きで班分けをするか?」


 俺はくじ引きを空間収納(エア・ボックス)から取り出しながらみんなに訊く。これはほぼ確定事項ではあるが、一応という感じだ。


「セシリアちゃんの空間収納(エア・ボックス)はなんでも入ってそうだね」


「種類もそうですが、入る量も異常ですよね。限界が見えないです」


「流石に限界はあるぞ? 魔力での空間の制御を出来る範囲だけだ。とは言ってもそんな範囲は要らないから、半永久的に効果を持続できるように変化させた魔力で地道に容量を増やしたものを使ってる。そうすると及ぼせる効果の範囲が格段に落ちてしまうが、随時魔力を取られなくて済むんだよ」


 この世界に来たときから毎日少しずつだが容量を広げてきたので今となっては普通にしてれば困ることはないだろう。


 というかいつも俺はなぜ返答が説明みたいになってしまうんだ。ここは要改善だな。


「と、それはいいけどエンセリア。先ずはボクたちで引こうか。見た目が同じ三角の紙がここに2枚ある。つまり、ここでどっちが何になるか決まるということだ」


 俺は、四角いサーカーボールが入るか入らないかくらいの大きさ入れ物に赤と書かれた小箱に入っていたたくさんの二つ折りにされた三角の先端がステープラーでとめられた紙を1つと、同じく青と書かれた小箱に入った三角の紙も1つ入れる。


 そして、箱を軽くシェイクして2枚しか無いが一応混ぜたものをエンセリアの前に持ってくる。


「さあ、この穴の中に手を入れて引いていいよ。でも、引いてもその紙は開かないで待っていてくれ。最後にみんなで一緒に見るからな」


 果たしてどんな風に分けられるだろうか。



「この中に手を入れて1枚取ればいいのか?」


「そうだ」


 エンセリアは箱の中に手を入れると、折り返すようにしてすぐ紙を取り、それに続いて俺もどうせ1枚しか無いのだからパッと取る。


「カリス、ティアナはちょっと待っていてくれ。今紙を追加するから」


 再び俺は小箱から紙を取り出した。

 その内訳は赤と青がそれぞれ1枚ずつというものだ。


 紙を入れさっきと同じように箱をシェイクしてから2人の前に持ってくる。


「準備できたから引いていいぞ」


 そして、みんな引き終わる。



「よし、みんな引けたな? では三角の紙を広げて中身を見てくれ」


 俺はみんなの手に三角の紙が渡ったことを確認すると、早速その紙を開いて見てもらうよう伝える。


 少なくとも俺とエンセリアは一緒にはならないようになっている。



「ボクは青だったぞ!」


 エンセリアがなぜかとても嬉しそうに自分の出た色を大きな声でみんなに言う。


「私も同じく青でした」


 ティアナもそれに続いて言った。

 となるとカリスか。昔ここに来る前と同じだな。


「ボクはエンセリアとは被らないので赤だ」


「私は赤だったよ! セシリアちゃんよろしくね!」


「ああよろしくな」


 俺たちが挨拶をしてるときに向こうも同じく挨拶をしていたようだ。


「エンセリアさん今日はよろしくお願いします」


「今更畏まらなくてもいいぞ? それはおいて今日はよろしく頼むぞ!」


 こうして、エンセリア、ティアナのグループと俺、カリスのグループに分かれる。


 それにみんなとても楽しそうな雰囲気だ。今日の選択は強ち間違いじゃ無い――いや、成功なんじゃないかと思う。



 歩きながらこのくじ引きをやっていたのでそろそろ森の入り口となる。森と町の境には高さ10メートル近い巨大な防壁があった。門番の人に冒険者のやつを見せると門を開けてくれる。

 冒険者のやつを見せるまでは通す素振りが無かったが、見せると簡単に通してくれた。その冒険者カードを詳しく確認もしなかったので案外推薦で冒険者をやっている人はイレギュラーな存在ではないのかもしれない。



 推測も程々にして、門を抜けて少し歩いたところで早速二手に分かれることにするのでみんなに声を掛ける。


「そろそろここら辺から二手に分かれて行動をするとしよう。ボクたちがこの森の東方面を探すから、エンセリアたちは西方面を探してくれ。待ち合わせは、日が沈む前にこの今いる森の入り口らへんに集合な」


 この説明でみんな理解できたようなので、俺たちは森の中へと入っていった。

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