第2話 「雷光戦士誕生!」
あれから数日後、俺の身体の中には、どうやら雷の石が力として身体に吸収されていた事がはっきりと分かった!
サンダー『よし! まずは、特訓するしかないな!』
胴着に着替えて修行を始めるサンダーであった。
最初は、軽く腕を前に突き出すしぐさをしながら
手をグーにしてパンチの練習をしていた!
次は手をパーに開いて前に突き出す様に
サンダーは掛け声を発声していた!
一時間後、サンダーの手から雷のエネルギーが丸く集まって来たのだ!
そのまま手から雷の波弾を放ったのである。
その途端に、サンダーは、驚き尻餅するかたちになり座り込んでしまったのだ!
サンダー『俺の手から球の様なビーム?が出て来た!! いったい俺の身体に何が起きたのか?』
サンダーは、エネルギーを上手く操る事を目標にして頑張るのであった!
サンダー『ダメだ! 上手く行かないなぁ!』
そう簡単には、雷のエネルギーをコントロールする事が出来ずにいた!
そして3日後、波弾を近くの岩でぶつけるまではコントロール出来たけど
まだ岩を粉々には出来なかったのだ!
空も飛べないし、必殺技もまだ出せていない。
サンダーは、なんとなく戦いが近づいて来ている事に
薄々気付きながらも前に歩き出すのであった!
そして、その日は、訪れた!
夕日に佇む1人の大男が前に立っていた!
大男『お前がサンダーだな!大帝国閣下様からお前を、倒せと命令が来た!』
サンダー『ほう 俺を殺しに来たのか!』
2人は激しく睨み合っていた!
大男『我の名は、斬摩 ザンスと申す!』
サンダー『いいから かかって来な!!』
サンダーは、やる気満々に、言い放ってザンスに向かっていった!
サンダー『いくぜー!うりゃあぁぁぁー!』
サンダーのパンチが炸裂したが、見事に、全て受け止められてしまった!
ザンス『こんなものなのかね?君は?なら、こちらから行かせて貰うよ!』
サンダーに言い放ってザンスは早い動きでサンダーに近づいて素早い攻撃でパンチを連続で繰り出して来た!
おまけに、サンダーはまともに食らってしまっている!
サンダー『くそっ! なんとか隙を見つけなきゃ! よし!ガードの体勢しながらザンスの攻撃に隙がないか? 様子を見ながら反撃のチャンスを待とう!』
サンダーはガードの体勢をしつつ、ザンスの攻撃にチャンスを待っていたのであった。
ザンス『ほらほら どうした? さっきまでの勢いは?』
サンダーはザンスを見て 今だ!と思い反撃を開始したのであった!
サンダー『見切ったー!!』
サンダーが言い放った瞬間にサンダーの手から雷の渦が空からザンスに向かって舞い降りた!
そして、ザンスは雷を直撃したのであった!
ザンス『うぎゃあああぁぁぁぁー!』
ザンスはダメージを負いながらもサンダーを見ている!
サンダーは、ザンスにトドメを刺そうとしていた!
サンダー『ザンス 最後だな!』
ザンスはサンダーを見て 怯え始めた!
ザンス『や、やめろー!やめてくれー!』
サンダーはザンスにこう言い放ってザンスに向かっていった!
サンダー『さっきまでの勢いはどうしたんだ? 悪いが倒させて貰うぜー!』
と言いザンスに向かっていったのであった!
サンダー『くらえ! サンダーパンチ!』
ザンス『ぐぅ うっ ぐはぁ! 奴を倒せずにや、敗れる事に、なるとはなぁ! ぐはぁ!!』
そしてザンスは最後の言葉を口にして力尽きた!!
ザンスの身体はもう動かない!
サンダーが倒したんだからな!
兵士『大帝国閣下様、ザンスさまが倒されました!』
大帝国閣下『なんじゃと、あのザンスが倒されただと!?これは、とても深刻な問題だなぁ!』