【プロットタイプ】ゆらりぃの話がしたい
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
昨日の話と繋がるのですが、変な反動形成がないんですよ。
あれ、少なくとも女子にするのはお勧めしない。
あれの積み重ねで愛想を尽かされるから。
「ゆらりぃについての話がしたーい!!」
日課である小説を書いていたら、目の前に鏡花が立ちはだかる。そうして叫び出すのは、突拍子のない事である。何時もの事なので適当に聞き流す。そうすればきっと此奴は乗ってくる。
「いや、正確にはゆらりぃに彼女が出来て、その後を勝手に妄想するって話なんだけど。
多分、ゆらりぃはメンヘラ製造機だから、相手の言うこと全部を全肯定してくれるでしょう。我儘を言っても『うん。いいよ、いいよ』って二つ返事で了承してくれるでしょう。
でも絶対ゆらりぃの事だから、心は絶対に許さないの。許さないから、面倒事を避ける為に彼女の悪口誰にも言わないし、裏で抱え込んじゃうの。
そして最終的に耐えきれ無くなって、『別れよう』って言われて刺されちゃうの!! あんなに優しくしてくれたのに、どうして突然そんな事言うのって」
長らく一緒にいるせいか、諭羅についての行動を理解した上での発言だと予測している。俺の中でも決して的外れな事は言っていないと感じる。
まず彼奴は俺達以外の相手に対して、面白半分の中傷を行わない。誰に対しても笑顔で、『素敵な方ですよ』、『良くして戴きました』という言葉を使う。
物を書く時の観察眼を使用し、相手のさり気ない行動を覚え、賞賛を繰り返す。
鏡花に言わせると思春期特有の捻れた言動がない。『本当は好きなのに、意地悪をする』所謂、反動形成がないのである。
「ゆらりぃの『女子的に』良いところは、余計な事を言わず、見て欲しいところを的確に気付いてくれるところ。でも絶対に鼻にはかけないよ」
「彼奴は人の感情には機敏なところがあるからな」
「昨日の私の話に繋がるんだけど、気持ち悪くも面倒臭くもないの。其れを思うのは何時だって諭羅の方なの。あの子、物凄く潔癖症だから」
――同族嫌悪なんだけど、私、皮肉交えて見栄張る人嫌いなの。ブランド物で全身固めて、指摘されて、『そんなつもりじゃ……』って言う人も、普通の女の子に対して『メンヘラ』扱いする奴も、大嫌いなの。
そんな話をふと思い出した。確かに彼奴は下手にお高くまとう真似はしない。必ず全身の何処かに、其れと分かる様な咋な仕掛けを見せ付けてくる。
「でもそこが面倒臭い。可愛い!! 大好きっ」
「諭羅の前では言うなよ。確実に精神がイカれるから」
諭羅の話は何度書いても良いからね。
何番煎じか分からないけれども、私が好きだから仕方がないね。
諭羅のそんなところが作者は大好きです。
昨日の話の続きめいた事を書いてしまったのは、動画サイトのガールズトークでその様な事が話題に上がっていたから。
要約すると、
普通の女の子に対して『メンヘラ』と弄り、愛想を尽かされる振られる。
其れを繰り返しても、自分が悪いと気付かない。
『自分モテて困っちゃうな〜』
そんな話。
『アンタの自己顕示欲が滲み出てるのが気持ち悪い』
『女の子に対して、“メンヘラ”弄りするの、褒め言葉でもなんでもない!! 普通に失礼だから!!』
と全員が怒っていた話。
実際そうなんですよ。
可愛い格好してきて、
『ねーねー褒めて!! 此処とか可愛いでしょ?』
という子に対して、素っ気ないこと言う。
それならまだ大丈夫。その挙句、反動形成で
『彼奴思ったこと言っただけなのに、機嫌損ねて面倒臭い。メンヘラじゃんw』
とか馬鹿にする奴に、相手が愛想を尽かさないわけが無い。
本気でそう思ってるならまだしも、反動形成の成れの果てに馬鹿にするのは最低です。
だったら最初から褒めなさいよ!!
本気で嫌なら代用案出しなさいよっ!!
諭羅はそう言うことしなさそう。
なんなら言われたところ意外にも気が付いて、 褒めてくれそう。
『其れと此処、合わせて来たの? 色合いとか』って。
まぁそんな諭羅なので、それ以外にも波風立てないように全肯定。
『いいよ。いいよ。君は何もしなくて良いからね。
訳:その代わり、これ以上入って来ないでね』
こういうタイプ。
道理が通っているから面倒臭くも気持ち悪くもない。
けれども、拘りが強くて繊細だから面倒臭い。
想像していた以上に、私は諭羅のことが大好きだと痛感してます。
あの子達の良いところは、道理を通そうとするところだね。