『花火に勝る花火現象』・・・『詩の群れ』から

『花火に勝る花火現象』・・・『詩の群れ』から

㈠

一体に、人間という自己には、様々な花火が用意されているな、だろうだ。

だろう、どんな花火を打ち上げるかは、まさに、自由そのものだよ。

しかし、うまく花火が打ち上がらなかった場合、その落胆と言ったらないよ、だろうだ。

だろ、しかし、それも失敗から何かを学べば適切だろうな。

㈡

それは、まさしく、花火に勝る花火現象なんだよ、理論的に言って。

成程な、だろう、常に、思想が明滅している訳だな、だろうだ。

そうだろう、そしてまた、花火職人になるのも、人生の力量が必要だろ。

分かり切ったことなんだろうな、先人の花火を見て、後世に残していくということは。

㈢

つまり、花火に勝る花火現象は、その現象にこそ、本質的な意味がある様だ、だろうだ。

だろうだ、どんな綺麗な花火が打ち上げられるかは、人生の課題だな、だろうだ。