【改訂版】ダンジョンと株式会社 ~目指せビリオネイヤー(1千億円長者)私たちはこの会社で世界を取る~
全世界に『門』が出現した。
『門』は3次元的にはありえない存在であり、そこには地下、ダンジョンへと続く通路があった。
水沢健司は、友人の伊吹吾郎、橋口清美とともに自宅に現れたダンジョンに潜り、その秘密の一端を見つけることができた。
『門』が出現した翌日、3人で集まりダンジョンの秘密をどう扱うかを相談していた。
「それで、お前さんらはダンジョンの秘密のことを、どうするつもりじゃ?」
「やっぱり、人に知られないよう隠すしかないのかしら?」
伊吹の質問に、清美も首をかしげながらつぶやく。
その二人に対して、水沢ははっきりと反論する。
「いえ、私は逆に積極的に開示すべきだと思います」
「でも、開示するといってもどうやってするつもりなの? 下手に発表すると大騒ぎになると思うけど……」
清美の質問にうなずきながら、水沢が答える。
「会社を作りましょう。ダンジョンを利用したサービスを提供するための会社です」
「なるほど、会社が出来てからなら、騒ぎになるのはむしろ望むところという訳か。なにしろ、無料で会社の宣伝をしてもらえる訳じゃからな」
この作品はアルファポリスにも掲載しています
『門』は3次元的にはありえない存在であり、そこには地下、ダンジョンへと続く通路があった。
水沢健司は、友人の伊吹吾郎、橋口清美とともに自宅に現れたダンジョンに潜り、その秘密の一端を見つけることができた。
『門』が出現した翌日、3人で集まりダンジョンの秘密をどう扱うかを相談していた。
「それで、お前さんらはダンジョンの秘密のことを、どうするつもりじゃ?」
「やっぱり、人に知られないよう隠すしかないのかしら?」
伊吹の質問に、清美も首をかしげながらつぶやく。
その二人に対して、水沢ははっきりと反論する。
「いえ、私は逆に積極的に開示すべきだと思います」
「でも、開示するといってもどうやってするつもりなの? 下手に発表すると大騒ぎになると思うけど……」
清美の質問にうなずきながら、水沢が答える。
「会社を作りましょう。ダンジョンを利用したサービスを提供するための会社です」
「なるほど、会社が出来てからなら、騒ぎになるのはむしろ望むところという訳か。なにしろ、無料で会社の宣伝をしてもらえる訳じゃからな」
この作品はアルファポリスにも掲載しています
1.プロローグ
2020/01/21 08:00
2.最初の門
2020/01/21 18:00
3.自宅にダンジョンが現れた
2020/01/22 08:00
4.最初の戦闘
2020/01/23 08:00
5.レベルアップ
2020/01/24 08:00
6.モンスター料理と魔石
2020/01/25 08:00
7.政府の対応
2020/01/26 08:00
8.会社設立1
2020/01/27 08:00
9.会社設立2
2020/01/28 08:00
10.会社設立3
2020/01/29 08:00
11.掲示板
2020/01/30 08:00
12.交渉
2020/01/31 08:00
13.世間の評価
2020/02/01 08:00
14.最初の顧客
2020/02/02 08:00
15.事業拡大と問題点
2020/02/03 08:00
16.掲示板2
2020/02/04 08:00
17.テレビ出演
2020/02/05 08:00
18.ダンジョンブーム
2020/02/06 08:00
19.モンスター肉販売開始
2020/02/07 08:00
20.掲示板3
2020/02/08 08:00
21.好事魔多し
2020/02/09 08:00
22.諮問会議
2020/02/10 08:00
23.ノーベル賞受賞
2020/02/11 08:00