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森の魔女は旅をする  作者: ニア
第壱章︰魔法修行
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7︰身を守る

昨日も座った木の根に腰掛けて魔法の練習をする。最初に習うのは身を守る魔法だ。何でも、


「己も守れずに攻撃する術を先に身につけようなど、笑止。まずは守りを固めよ」


だそうだ。


「なんでも良い。拒絶、反射、吸収、受け流す、これだと言う正解はないのじゃ。己がとっさに構えることが出来るのが好ましいというだけでのぅ」


「守る...ですか、」


自分を守るといっても、平和な日本で生活していた私にはなかなか想像が追いつかないところがある。本を読んで参考になるのはいくつかある。魔物や災害、盗賊もいるし、戦争だって起きる時には起きてしまう。私を害する可能性がある(モノ)は人だけとは限らないのだから、悩む。


「師匠はどうしているのですか?参考までに聞きたいです」


「ワシか...、、そうじゃのう、動く必要が全くなかったし、取り敢えず範囲を指定して、全て反射するようにしているな...じゃが、お主はワシとは方向性がちょいとばかし違うからのぅ、カタナ、じゃったか?武器を使うなら動きに支障が出ないように柔軟性がないと不便じゃろうな...」


確かに、それもそうだ。師匠は正に固定砲台で、私が目指すところは移動砲台、しかもただ動き回って魔法を撃つだけでなく、しっかり体も動かす必要がある。なかなかに難しそうだ。


「ちょっと試してみていいですか?」


「何事も挑戦と言うしな...、ほっほ、暫く好きにしなさい。」


「有難うございます」


「...ふむ、ワシから一つ助言じゃ」


立ち上がって背を向けながら、何となく、というふうに立ち止まって師匠は言った。


「魔法は想像力が肝心じゃぞ」


む、それは助言ですか?

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