第十一話
すみません、訳あってこの小説が書けなくなりました。:゜(;´∩`;)゜:。
うーん、困った。朝から、お茶に誘われたのだが話す事が無い。クリスは、僕をどう扱っていいのか分からないようで黙り込んでいるし。
「クリス様は、数少ない神聖魔法を使うかただとお聞きました。良ければ、どのようなものがあるのか教えていただけませんか?」
「リク様、敬語を止めてください。セフィラ様本人が、お認めになられた魔術師なのですから。」
まぁ、僕は魔術師じゃなくて魔導師なんだけど。そんなことを言ってたら、切りが無いような気がして訂正せずにため息混じりに言い返す。
「クリス様、勘違いなさらないでください。貴方は、王族でありこの国のナンバー3なのですからこちらが礼儀的に接するのは当たり前の事なのですよ。そちらこそ、敬語はお止めください。庶民に敬語を使う王族などあってはなりません。」
すると、少し考えてからおずおずと言う。
「なら、敬語は止めるけどそのかわり僕にもセフィラ様みたいにタメ口で話して欲しいんだ。」
「それは……、申し訳ありませんがお断り致します。不敬罪になりますのでご容赦を。」
「でも、セフィラ様はこの国のナンバー1だよ。なのに、タメ語だよね?おかしくない?」
「あの方は、僕の保護者ですからね。」
悲しげに呟く。ふと、気になることを言う。
「君には、親は居ないのかい?」
「……ました。」
聞こえなかったのか、聞き返すクリス。
「えっ、何て言った?」
「捨てられました。僕は、災いを呼ぶ呪われた子供です。だから、余り他人とは関わりたくないんです。不幸にしてしまうから。」
「なっ、何を言ってるのさ!僕は、不幸になってないよ。だから、安心……」
遮るように、リクは呟く。
「ごめんなさい。たぶん、これから巻き込みます。確実に……。」
そう言うと、神聖魔法の詠唱をして警戒する。
「しっ、神聖魔法!?」
驚いて、じっとリクを見つめる。
「まったく、しばらく襲いに来ないと思ったら。迷惑なんだけどなぁ!」
無詠唱による、攻撃魔法の魔方陣が広範囲にぽつぽつ現れる。そしてためられた、魔力を解き放った。白く綺麗な魔力が放たれた。ゴゴォー!クリスは、ポカーンとするのだった。