第1章11話 「ただの機械設計技師だ」
たまたま時間出来たので連続投稿です。
宜しくお願い致します。
すいません、訂正あります。
オーストリアじゃなくてプロイセンでした。
更に僕等が考えていた事がある。
情報と通信、移動手段である。
これがあるだけでチート軍隊は可能だと考える。
ナポレオンの例で説明するとこうなる。
ワーテルローの戦いでの敗因の一つに、遊兵を作ってしまった事が挙げられる。
緒戦でプロイセン軍を撃退したナポレオン。
しかし、敵は後退しただけで健在。
その為追撃に部隊を割った。
ところが、その部隊は斥候のミスにより、プロイセン軍を見失い違う方向に進軍してしまう。
一方のナポレオンはプロイセン軍撃退の後、イギリス軍と砲火を交える。
まあ、ここでも他に敗因が発生するのだけれど、それはまたにする。
そして、イギリス軍との戦闘中に撃退したはずのプロイセン軍が来襲して来てしまう。
この時、追撃部隊の斥候はようやくプロイセン軍の後端の部隊を発見。
進軍方向のミスに気がついたらしい。
こうなるとランチェスター先生無双である。
数に劣るナポレオンにして見れば、なに、この無理ゲー状態となった。
ここで分析すると、この結果を覆そうと考えるなら、情報と伝達のチートが必要だ。
まずは、斥候部隊のミスの件だ。
これが現代の部隊の能力をもっていたらどうだろうか。
無人偵察機や偵察衛星までもいかなくても、バイクや偵察車両の機動性がある部隊ならどうだろう。
捜索範囲が格段に増え、より多くの情報から、プロイセン軍の本体を把握出来ていたのではないか。
そして伝達だ。
当然、ナポレオンはプロイセン軍には追撃部隊を出したのだから、ここに現れるなんて予想もしてないはずだ。
まさか、来るなんて想定外ってところだろう。
今の日本では、想定外を言い訳にするのは、無能の証明とされる。
その位、東日本大震災の影響は凄かった。
とはいえ、この想定外でナポレオンを無能と評するのは、早計で逆に無能を晒すと思う。
当時としては妥当な判断と指示だと思う。
馬に寄る伝令でしか、状況判断が出来無いのだから。
ここに無線機でもあったら物凄いチートとなる。
少なくとも追撃部隊に寄る、プロイセン軍の後背をついた、挟撃作戦位は出来たかもしれない。
そう、指揮官にとって情報とその把握は、命運を握ると言っても過言では無い。
最も、その指揮官の役割はヨッシーに押し付ける予定だけどね。
しょうが無いじゃん。
僕はあくまでミリオタ、専門家じゃないんだから。
幸いヨッシーは元専門家なんだから。
そう言ったら、ジト目で石井ちゃんとヨッシーに見られた。
おい、僕はあくまで素人だぞ。
いうなれば元技官で普通ならば、参考意見が言えるレベルだろう。
実際は技官でもなくただの機械設計技師だ。
それも元だ。
たまたま車にあった、機械設計便覧とプラント配管ポケットブックに感謝するレベルの元設計技師だ。
この二つの書籍の名前がわかる人なら判るだろう。
僕は、ただの元機械設計技師だ。
たいした人間じゃ無い。
この世界ではヨッシーの方が貴重な存在なんだ。
僕レベルの人間なんて派遣会社には沢山いた。
そんなレベルの存在だった。
たまたまオタクで軍事知識や政治知識があっただけだ。
自分の力のレベル位把握している。
落ちこぼれた技術者だ。
でも、この世界で生きる為なら何でも利用する。
それだけの存在だ。
第1章12話 「ぶっちゃけ、お腹を壊しやすい」
読者さまとおっさん達に幸多からん事を。




