表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/15

9 牛乳の効用

「ところでしばらく聴いてないんだけど」

「何を?」


「桐山さんの得意なちょっとエッチなお話よ」

「ははは。私のことをそんな風に思っているのか。まあ、いいや。じゃ、そうだな。桐子ちゃん、牛乳好き?」


「特に好きっていうわけじゃないけど、普通に飲むわよ。1〜2日に一回くらいはね」

「へえー、そうなんだ?」


「それが何なの?」

「反町隆史さんと竹野内豊さんていう、もう若くはないんだけど、カッコいい俳優さんがいるでしょ。知ってるよね?」


「もちろん知ってるわ。カッコいいし、あの年齢だと渋いわよね」

「彼らが30年くらい前、多分駆け出しの頃だと思うんだけど、『ビーチボーイズ』っていう連続ドラマにW出演したんだ。二人とも自分探しっていう感じで夏の海辺の旅館に来て寝泊まりしながらバイトするんだ。その旅館のオーナーの娘が広末涼子ちゃんなんだ。高校生ってことで、セーラー服を着てるんだ」


「へえー、広末涼子ちゃんがセーラー服着たらかわいいでしょうね。でも夏の海べで若い男女が一緒にいたら、すぐ恋に陥ってセックスの場面になりそう」


「ところが全然セックスとかそういう感じじゃなくて、さわやかで、いろいろ考えさせられるお話なんだ。その中でこんな場面があるんだ。


反町さんがネギやきゅうりを切ったりしてお客さんに出す料理を作っていて、彼に対して淡い恋心を抱いた広末涼子ちゃんがそばで見ているんだ。


すると反町さんが料理をしながら広末ちゃんに話しかけるんだ。それも大きな声で」

「どんな風に?」


「『おまえ、もっと牛乳飲めよ』ってね。どうしてそんな事言ったのかな。これがクイズ」

「もちろん牛乳飲めば健康にいいからでしょ。あっ、美容にも、お肌にもいいとか?」


「反町さんは次にこう言ったんだ。『おまえ、もっと牛乳飲めよ、そうすればもっと乳が大きくなるぜ』ってね」


「やだあ。女子高校生にそんなこと言っちゃダメでしょ。あっ、桐山さん、今、私の胸をじっと見てなかった?いやらしい!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ