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【裏側の世界】21  作者: S
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愛しいお気に入り

僕の名前はノエル。 

このビストル [Le Chaer favr]で最近、働き始めた。

この店にはギャルソォルの僕と、セルヴィナのコリィヌさん。

そして、欠かせない存在が、メラァのソレイュさん!

カフィに、ビストルに、ココはいろんな人の憩いの場だ。

そんな中、圧倒的な存在がソレイュさん‼︎

料理が大人気なのはもちろんの事、人柄の良さもいい、顔も格好良い‼︎

ソレイュさんと話せば、通いたくなると言われてる。

常連のお客さんは、ほとんどソレイュさん目当てだ。

優しいし、楽しい人だし、大人だし、お客の扱いも上手だ。

悩み事だって親密に聞いてくれる。

とにかく、ソレイュさんは老若男女問わず人気だ。

僕の憧れ‼︎

 

ワタシ、ミランジェよ!

ソレイュに会いたくて、よく来るの。

ワタシみたいな子多いはずよ。

火が燃え盛ってる様なオランジェの柔らかそうな髪、どこまでも底がなく深いエメラルデの目とぱっちり二重で整った顔、少し生やし気味の髭も素敵。

程良く付いた筋肉…すらっとしていていいわぁ。

お料理は、いつだって美味しい!

最近、新しい料理も増えてて今後が楽しみ!

面白かったり、ちょっと天然で可愛いかったり。

おねだりされたら絶対許しちゃう!

でも、どこか色っぽくて、凛々しくて。

たぶんワタシより年上だし、大人の色気⁇があるのよ!

親密に話も聞いてくれるし、つい頼っちゃう!

ソレイュって、素敵!

…ハァ…笑顔が太陽みたい。

素敵過ぎて、グイグイいけない!!


…ドレィです。

ノエルに会いたくて通っています。

シャンピィニの肩にかかるくらいの髪を後ろで束ねている。

何かが溶け込んだ様なアズゥルの目は、少し垂れ目気味であどけなさ残る顔立ち。

まろやかなカフィオルデ色の肌、細身だけどちゃんと付いてる筋肉。

ソレイュほどではないけど、すらっとしている。

爽やかで、優しくて、気さく。

でも…あのポムの女が邪魔‼︎

あんなにノエルと楽しそうに話して。

…話したい。

でも、話す時いつもあがっちゃって…上手く話せない。

はぁ…こんな自分が情け無い。


俺、オリビェ。

コリィヌに会いたくて、シィネェやシィネラルにカフィ・ノヮルを飲みに来ている。

コリィヌは、熟したポムの色で振り返るたび揺れる緩いカァルの短い髪をしている。

目は透明感のあるアクアマリァ、優しそうな顔は目元をピピネットが可愛く飾っている。

笑うとリィッフュが出来て可愛い…にこやかにお願いされたら、お願いを聞いてしまいそう。

魅力的だァ…。

まるでいつかどこかで見た、ウリィル様みたいだ!

体型も色っぽい…その体にすらっとに伸びる細い手足…。

たまらん!。

最初は、コリィヌ目当てだったけど。

でも、今は酒と料理が凄く良いって聞いてから…夜、みんなで通っている。

この店は本当に料理も酒も上手くて、居心地も良い!

でも…まだコリィヌに声をかけられそうにない。


この3人が揃う時間に来れるなんて! 

キィル・ロヮイエを飲みながら、心が踊った。

ソレイュは太陽みたいで眩しい。

「今日は、なんだかご機嫌ですね!」

爽やかなノエルが楽しげに通り過ぎてく。

向こうから、素敵なコリィヌが空のお皿を集めながらやってくる。

「はぁい、オニリァ・ス〜プお待たせ。」

お気に入りがやってきた!!

伸びるチィヅと上がる湯気。

じっくり炒めたオニリァが甘く、香ばしく、美味しい。

「今日のオニリァ・スゥプはどぉ?」

「最高っ!」

親指を立ててコリィヌに言い返す。

ブロンシェロもいい香りぃ!

スゥプを楽しんだら、ソレイュがそっと次を出してくれる。

「はぁい、ムニェル。」

今日のソレイュはなんだか自信ありげ?

あぁ、美味しいぃ!

ソレイュの料理はやっぱり最高‼︎。

食べ進めていると、ソレイュが聞いてくる。

「新しい料理の生地があるんだけど、良ければ食べない?」

「!?食べる!食べる!!」

タルテ・タタンを最後に食べようと思っていたけど…。

どんなだろう…ワクワクが止まらない!

「焼き上がるまでちょっと時間くれ!」

「ウィ〜!」

ムニェルを頬張る。

最後に添えられていルゥネイを口に運んで、バセットを口に運ぶ。

すっとソレイュがお皿を下げてくれる。

??

カフィ・ノヮルが出てきた。

「1番コレが合うと思うんだ!」

??

「じゃ〜ん!ショコラティ〜ヌだぁ!」

ショコランティ系??

ちぎった瞬間ショコランティのいい香りが鼻を刺激した。

次に口に入れて噛むと、普通の層とショコランティの層がバラバラになって、ショコランティの層からほゎんと、いい香りがした。

「何!?コレすっごい美味しい!!」

「あ。それ、ダントンさんが凄く食べたがってたやつですね!」

「そ、そ。」

カフィ・ノヮルもすごく合う。

!!

「絶っっっ対、人気出るよ〜!ソレイュ、すごいの思いついたね〜!」

「そぉ?そんなにうまい??嬉しいなぁ!」

ソレイュ、照れてる?!!

可愛いぃ!!

嬉しそうなソレイュ…コレはきっと相当な苦労をして出来た新作‼︎

あっと言う間になくなった。

「あぁ!美味しかったぁ! 

やっぱりソレイュは天才!!また遠くならないうちに食べに来るよ〜!」

「ああ、待ってるな。」

「お待ちしていますね!」

「また会えるのを楽しみに待ってるわ!」


ここまで読んでくれて、ありがとうございます。 

ここからのお話は、秋期の中にあります。

お話を〜期でわける事を後から思い付きました…ごめんなさい⤵︎


これからも読んでくれると嬉しいです!ご意見・感想待ってます!

作者の貴重な栄養源になります◎

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