天界魔法館100万年記念
前回から、期間が開いてしまい。すいません。
3月19日
今日は以前届いた招待状に記された日。
私は身支度をし、宝物庫にある剣を手にした。その名を創滅剣キジシラ
私は、創滅剣を魔法でしまった。
「それじゃあ行ってくるね」
「はいわかりました」
私は、天界第1本部を出た。
「えっと、魔法館はどこにあるのかな」
私が場所を知らないのには訳がある。何故なら、招待状にも場所が書かれていなかったからとそもそも魔法館の存在を知らない。
「待ってもしかしたら情報化魔法で、わかるかもしれない」
情報化魔法というのは、具現化魔法や、映像化魔法の最上位に位置する魔法である。この情報化魔法を使えるのはわたししかいない。何故ならこの魔法は私が作ったから。
私はすぐさま、情報化魔法を使った。途端私の前に青いパネルが現れた。情報化魔法の効果。
「えーと、天界魔法館と打って検索っと。よし出てきた」
天界魔法館は、大森林の中にあると書かれている。
私は、移動魔法(軌道)を使った。
次の瞬間、私は、森にいた。軌道の効果である、軌道は、移動距離は短いもの、コンマという単位で移動できるのが特徴である。
少し森を歩いていると、古びた屋敷が見えてきた。
「何かしら?この屋敷」
私は、不思議に思いながらもその屋敷に、近づいていく。
「ん?看板が見えるわ」
私は看板の方に近づいていく。
「えーと、どれどれ?」
(魔法館へようこそ)
どうやらこの屋敷が魔法館のようね。
看板には剣を持ってくださいと書かれてる。私はしまってた、創滅剣を魔法から出した。その後、創滅剣を持ちながら、屋敷の中へ入っていく。
「中は思ってた以上に綺麗ね」
中は予想以上に綺麗、何故なら、100万年も、経ってる建物だから。
100万年も経ってるが、流石に1回くらいは、リフォームはしてると思うから、綺麗なのだろう。
私は、廊下を歩く。しばらく歩いてると看板がみえてきた。
「記念会場はこちら→」
私は、看板の指示通りに、右に歩く。ミシミシと、床がきしむ、
「相当リフォームしてから経ってるようね。」
歩いていると、扉がみえてきた。
(天界魔法館100万年記念会場)
どうやらここが会場のようだ。
私は、扉を開ける、だが誰もいない…
「扉がひとりでに閉まった!?」
ステージに光が灯る。
「こんにちは、天界の主 ルビエル様。」
黒服を着た男性が呼び掛ける。
「貴方は、一体!?」
「私は、魔法を司る邪神 キロ・ドウラです。」
「何故、邪神である貴方が天界に居るの?」
天魔戦争後、私は2度とあのような戦争が起きないように、天界の周りに強固な結界を作った。
「あの結界を、突破するのは、容易ではないのに……」
「はい、確かに天界囲ってる結界を突破するのは、簡単でありません。ですが天界に召喚魔法を作れば、突破できます。」
「まって、召喚魔法を作るには、召喚者がいるわ」
「はい、その通り召喚魔法を作るには、召喚者が必要です。ですが、天界に召喚者が居たとしたらどうでしょう?
「……裏切り」
天界に裏切り者が居るとでも言うの? でも誰が……。一番可能性があるのは、堕天使。奴らならやる可能性はある。でも堕天使は、基本、軍で管理されているから、召喚魔法は、作れないはず。
「あなたの仲間は、誰?」
私は、キロ・ドウラに質問した。
「いません」
「じゃあ何で貴方がここに居るの?」
「闇魔法 聖天破壊」
私は咄嗟に交わし思いだした、こいつは、邪神なんかじゃないと。
今回は前回と違って文章量を多くしてみました。
天魔戦争とは、何の事なのか、そしてあいつは、何者のか。
それでは、また次回。