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天界の主  作者: 月花
第2章天魔戦争編
58/72

決戦の日

$8日目$


 ルドルフは起きた。辺りにはサンやセンキ、アナが座って、談笑していた。

 今日はルドルフがドウラに負けてから一週間後である。つまり、今日ドウラと戦う日だ。その為、できる限り、体力や魔力を温存するため、寝専11室に集まって談笑している。


「あ、ルドちゃん。おはよー」


 アナはルドルフの元へ駆け寄る。


「やっと、起きたか……魔力の方はどうだ?」

「ん~満タンとまでは行かないが、起源魔法を10回くらい使える程度には回復してるな。魔癒(まゆ)があれば、満タンだった」


 ルドルフはサンを睨む。


「それは、すまん。ミクロラに会うついでに、貰っておけ」

「お前の所為何だが……」

「そんなことより、もう行かないか? ドウラ()が何時来るか分からないし」

「それもそうだな。では、ルドルフ。本部へ転移出来るよう魔法陣を描いてくれ」


 ルドルフはサンの言う通り、軌道(イリア)の魔法時を描いた。そして、全員が魔法陣に乗ったことを確認すると、「移動魔法 軌道(イリア)」と詠唱した。眩い光共に、ルドルフ達はザクロ休養基地本部に転移した。

 ザクロ休養基地本部に転移したルドルフ達は、本部の中に入り、ミクロラが居るであろう、基地長室に向かった。基地長室の中にある執務机には大量の書類が置かれていた。全てこの前の襲撃関連である。その執務机には気を失ったように寝ているミクロラが寝ていた。


「アナ。ミクロラを起こしてくれないか」


 ルドルフが小さい声で言った。

 アナはミクロラの元へ行き、「ミクロラちゃ~ん。起きて」と囁いた。すると、ミクロラは跳び跳ねるように起きた。


「!!…………どうしました!?」

「今日は例の日ということは知っているな。それで、少し頼みがあるのだが……」

「頼みというのは?」

魔癒(まゆ)をくれ。出来るだけ」

「分かりました。では、備品備蓄室に在りますので、一緒に行きましょう」


 ルドルフ達は、ミクロラに案内されながら、備品備蓄室へ行った。


魔癒(まゆ)は(魔力備蓄の)λ(L)-7)にあります」


 ルドルフ達は、手当たり次第に(魔力備蓄の)λ(L)-7)を探した。


「おーい。あったぞ」


 最初に見つけたのはセンキだった。センキの場所にミクロラが駆け寄り、(魔力回復-0852)と書いてある箱を取りだし、黄色の飴と緑色の飴を数十個取りだし、センキに渡した。


「ザクロから支給できるのは、これが精一杯です。あれが無ければ、もう少し支給出来たのですが……」


 ミクロラは申し訳なさそうに下を向いた。


「これだけ、あれば十分だ。ありがとう」


 センキの元にルドルフが来ると、ミクロラから受け取った魔癒(まゆ)をルドルフに渡した。


「ミクロラ。もし、俺らが負けたら、直ぐ(・・)に、本部へ連絡してくれ|アッパーストレベルをミドルからダットに上げろと。俺らは今からドウラとの戦いのため、外へ行く」

「畏まりました!」


 ルドルフ達は、軌道(イリア)でザクロ休養基地外のルドルフが戦ったと言う場所へ転移した。

 そこは強風が吹き荒れていた。


$1時間後$


 ルドルフ達の周囲が煙で覆われた。


「お前ら、来るぞ作戦通りに」


 ルドルフが合図を出すと、アナとセンキは後退した。


「お久し振りです。ルドルフ様。そして、大天使長のサン様。センキ様。アナ様。ルサノ様の左腕、キロ・ドウラと申します。以後お見知りおきを」


 煙の中からスーツを着たドウラが現れた。

 ルドルフ達は、万が一に備え、特別戦闘服を来ており、階級章も付いている。


「剣技魔法 抜刀(バナ)


 サンは神剣エルを鞘から抜いた。その瞬間、辺りに衝撃波が現れた。


「それはーー神剣ですか。どうりで」


 ドウラは不思議な笑みを浮かべながら、魔法陣を描いた。


「まずは、手始めに。起源魔法 草神(オタエジュ)


 ドウラが描いた魔法陣から、触手のようなものが無数に現れた。その触手は物凄い速さでサンの元へ伸び、そのままサンを拘束した。


「くっ……!」


 サンは神剣エルでその触手を斬り、脱出した。



「気を付けろ! あれは火炎耐性を持っている。焼却は不可能だ」

「なら、どうすればいいんだっ!」


 触手を斬りながら、ルドルフは訊いた。触手は斬っても斬っても再生する為、魔法陣を無力化しなければならない。


「センキ! 触手の動きを鈍らせれるか?」

「出来るなら、最初からやってる」


 ルドルフは、天剣カヤノを鞘に納めた。


『サン! 起源魔法を使う! 俺が触手の気を引いている間に魔法陣のところへ行け!』


 思音声通信(デン・ソーコノフ)でルドルフはサンに指示をした。


『分かった』

「起源魔法 炎神(サヴァライズク)


 上空に赤色の魔法陣が描かれる。その場の気温は5℃程上がる程暑く、火炎耐性を持っていてる触手でも摂氏3000℃以上の青い炎が魔法陣から現れ、触手に向かった放たれた。


「今だ!」

先日の投稿で、総文字数が10万文字を突破しました。ありがとうございます。

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