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天界の主  作者: 月花
第2章天魔戦争編
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個人練習 day5,day6 ver.ルドルフ

今回から、キャラ別の練習を投稿します!

$5日目$


 ルドルフは、魔法の練習の為、1、2日目に使用した練習場に来ていた。

 ルドルフは練習場に着くや否や、具現化魔法で木の人形を創った。

 今回、ルドルフが創ったのは、動くタイプで、縦横無尽に動き回る様に創られていた。


「炎魔法 天炎邪滅(イザナミ)


 ルドルフの後方にに5の魔法陣が展開される。その魔法陣から業火が吹き、木の人形の右手が焦がれ落ちた。

 天炎邪滅(イザナミ)で完全に焼けなかった為、ルドルフは即座に新たな魔法陣を木の人形の足元に描いた。

 その魔法陣は広がり、丁度ルドルフの目の前まで広がった。


「火魔法 火牢(プハリング)


 魔法陣の縁に沿うように炎が燃え広がる。

 木の人形は行き先に障害物があると、その場に立ち止まるか、別の行き先に行こうとする。今回は炎が円形に燃えてる為、木の人形の行動は前者になった。しかし、普通の天使や魔使、神等はその火を消そうとする。その事はルドルフやアナでさえ知っている常識だ。本格的な訓練をするならば、疑似生物を創れば良い。だが、疑似生物の制作コストと後始末等を考えると、木の人形の方が勝る。疑似生物一体を創るのに必要な魔力と木の人形一体を創る魔力を比較すると、30倍以上差がある。数値で比較するならば、疑似生物一体、4000に対し、木の人形一体は100程だ。明らかに差があり、疑似生物は特別合同訓練や、この前の様な模擬戦等、両手で数えれる程度しかない。

 その為、ルドルフは事前に木の人形に魔力を与えていた。だから、今回、ルドルフが創り出した木の人形は木の人形と疑似生物の両方の特性を持ち合わせた。しいていうなら、疑似疑似生物だ。

 木の人形は立ち止まる雰囲気を見せながら、木の人形、自身の目の前に水色の魔法陣を描いた。

 木の人形には意思が無いので、事前に魔法陣に組み込まれた魔法しか使えずしかも、発声器官等は勿論備わって無い。

 木の人形が水色の魔法陣を描いてから10秒後、水色の魔法陣から水が噴射された。その水は炎に当り、炎を消火しようとする。水の勢いは衰退する様子を見せず、ずっと水が噴射され続けている。

 1分間。水は噴射され続けた。それにより、炎が衰退し始め、水が当たっていた場所の消火された。火牢(プハリング)から脱け出せる兆し見えた木の人形は新たなに先程同じ魔法陣を描こうとする。しかし、描けない。火牢(プハリング)外から脱け出そうとしている木の人形を傍観していたルドルフは木の人形を挑発した。


「いくら、魔法を使おうと無駄だ。何故なら、魔力が不足しているからな」


それを聴いた木の人形はプログラム、はたまた木の人形自身の意思によって、水の魔法陣を消した。


「ふむ。やっぱり、エルに教えて貰った魔法は良いな。そう言えば、今頃エルは何やってるんだろう? まぁ、代わりをやってるか。そんな事より今はポウセドを倒す事に集中しなきゃな」


 ルドルフは自身の襟に付いている大天使長の階級章を外し、手に持った。そして、その階級章をコイントスの要領で投げた。2秒程空を舞ってからルドルフはキャッチした。


「起源魔法 序章(フォンド)


 ルドルフは半径2mの魔法陣を描く。その魔法陣から灼熱の青い炎が噴射された。

 摂氏1000度以上に及ぶ青い炎により周辺の草や木々が焼き払われた。

 木の人形の両腕に火花が着くと、火花はどんどん、延焼し、最終的に両腕、頭の半分が燃え、灰になった。

 青い炎本体は惜しくも、木の人形の直ぐ左に落ち、直撃は食らわなかったが、青い炎全体の凡そ、2%が木の人形に着き、木の人形の全てが灰になった。


「まっ、今日はこのくらいにするか……」


 そう言い、ルドルフは寝専11室へと転移した。

 転移した後、ルドルフはザクロ休養基地の安全確認の為、ザクロ休養基地の近くを通る川に行き、魔界軍が近くに居ないか、散策した。その後、再度寝専11室にで休眠を取った。


$6日目$


 ルドルフは起きた。

 ルドルフの周囲には、センキが寝ていた。サンは何時も起きるのが速く、実際に魔法学校や軍学園の生徒の時は異例の13年間通して遅刻、欠席0回を叩き出した。

 床で寝た為、ルドルフは腰を押さえながら、立ち上がった。そして、ルドルフのルーティンに含まれている愛剣、天剣カヤノを研ぐ作業を行った。

 天剣カヤノを研ぎ終わると、ルドルフはテントから出て、昨日使用した練習場に転移した。


「今日は、剣技魔法を練習するかーーってあれは……サンか」


 ルドルフが魔法陣を描こうとすると、前方にサンの影が見えた。ルドルフはサンの方に向かった。

 サンは上半身裸で練習していた。


「よっ! サン」


 ルドルフは呼び掛けると、サンは練習を止め、魔法でタオルを出して、汗を吹いた。


「なんだ、ルドルフ? 今練習中だから邪魔しないでくれ」

「今日は俺、剣技の練習をしようと思ってな。それで、サンが丁度居たから、なんか教えて貰おうかと」

「ーー分かった。では天剣か聖剣どっちでやるか教えてくれ」


 少し迷いながらもサンは合同練習を了承した。


「カヤノを試したいからな。じゃあ、天剣で」

「では、フォ……ルドルフ。お前が使える 天剣魔法の中で、一番強いやつを使ってみてくれ」

「了解だ。今は使えるやつだとーーあれか」


 ルドルフは大きく息を吸う。


「起源魔法 火神(フレオギル)。天剣魔法 通魔付与(バラエマ)


 ルドルフは天剣カヤノに魔法陣を描く。すると、天剣カヤノの剣身が燃えた。

 ルドルフはそのまま、サンが使っていた。木の人形の方向に天剣カヤノを向け、振りかざした。すると、ルドルフから木の人形までの一直線が燃えた。


「これで良いか? ヤバイな。魔力を大分使ってしまった」


 通魔付与(バラエマ) の魔力使用量は他の天剣魔法と比べても多い。それに加え、起源魔法まで使ったことにより、ルドルフの魔力のうち3割を使ってしまった。


通魔付与(バラエマ) を使った剣技か……ルドルフ。お前は木の人形(あいつ)のところに1秒で行けるか?」

「はっ!? 行けるわけねぇだろ」

「そうか……俺は見ての通り、属性魔法が使えない。故に通魔付与(バラエマ) は使ったことがないが、前に一度、俺の隊の1人が通魔付与(バラエマ) を使った事があってな。まっ、そいつは死んだがな。そんなことより、そいつは通魔付与(バラエマ) と属性魔法の同時使用をした。ルドルフなら同時使用をできるだろ。やってみろ」


 通魔付与(バラエマ) を使えるの天使の凡そ、1%程。


「同時使用か……魔法の同時使用なら楽勝なのだが、剣技魔法ってなるとーーまっ、やってみる」

「剣技魔法の同時使用なら俺が教えてやろう」

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