表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天界の主  作者: 月花
第2章天魔戦争編
43/72

休憩 day4

「大丈夫!? ルドちゃん」


 サンとアナもルドルフ元へ行く。


「すまないが、下ろしてくれるか? 魔力を使い果たしてしまってな」

「ああ。無所属魔法 強制羽生(セイファニスト)


 ルドルフの背中に羽が生える。

 強制羽生(セイファニスト)は、使用者の魔力を使い、対象に羽を生やす。


「助かる。一先ず11室に行き、休憩を取るか」

「転移した方が良いな。移動魔法 軌道(イリア)


 (まばゆ)い光と共にルドルフ達は転移した。


「到着っと」

「それで、これからどうする?」

「今日は終わりで良いと思う。皆疲れているだろうし」

「今は……廿時!? もうそんな時間なのか」


  ヘブン・エンターに居ると時間感覚が失くなる。


「……そうだな。明日、再度作戦会議をしよう。今回の模擬戦で得られた事を加えたい」

「りょうかいー。じゃあまた明日ね」


 アナは9室へと向かった。


「さてっと、寝るとしますか……」


 彼らは11室に入り、寝た。


【4日目】


 玖時。皆起きていた。


「あの作戦会議室に行くか?」

「いや、その必要は無い。初日の作戦会議にて、粗方作戦は練れている。問題はこの調子では、絶対に負ける(・・・・・・)。ということだ」

「え、何でだ?」

「奴が俺と戦った時のままの実力なら勝てる可能性は大いにある。が戦った時の実力が本気ではない可能性がある。魔力量も不明だ。奴に勝つためにはーー」


『ウ~ウ~ウ~。ザクロ休養基地に居る全天使は至急、本土に帰還して下さい。繰り返します。ザクロ休養基地に居る全天使は至急、本土に帰還して下さい。』


 いきなり、サイレンが鳴り、全員パニックになっていた。


「なんだ!?」

『ルドちゃん。大変!』


 アナが。音声通信(デン・コノフ)でルドルフに喋りかけた。


「どうした。アナ」

『一回そっちに行くね』


 床に白の円が現れ、そこからアナが転移してきた。


「で、外はどうなっている?」

「魔使が襲ってきたの! それも沢山」

「ま、まさか…………ドウラ!?」

「いや、その可能性は低い。奴が襲ってきたのなら、とっくに此処は崩壊してるからな……」

「だとしたら、何故」


 ルドルフ達が話していると、11室のチャイムが鳴った。


「ルドルフ様~。居ますか? ミクロラです」

「ミクロラか、入って良いぞ」

「ありがとうございます」


 ミクロラは11室に入った。


「ふぅ~」


 ミクロラはお茶を飲み、精神を安定させた。


「ミクロラ。訊きたいことがあるのだが」

「はい。なんでしょう?」

「魔使が襲ってきたとアナから訊いたのだが、それは本当か?」

「本当です。現在、部隊Cが護衛に来てくれてますが、いかんせん数が多くて」

「魔使は凡そ何体いる?」

「私が聞いた話ですと、130(・・・)は下らないと聞いています」

「130か……」


 外から爆発音が響いてくる。


「助けに行きたいのだが、模擬戦のせいで魔力の大半を使ってしまってな、すまない」

「魔力の件でしたら、魔力回復用の食事が用意できます。休養基地ですから。確か、今持っていた筈……」


 ミクロラは肩に掛かっている鞄を探り、食事を出した。


「あった、此です」


 ミクロラが見せたのは、ジャガイモを油で揚げた料理、ポテトフライだった。


「どうぞ、お食べください」

「ありがとう。それでは」


 ルドルフはポテトフライを食べる。


「魔力の回復が速まった!」


 魔力回復用の食事は別名マラード呼ばれている。


「皆戦闘準備は出来たか?」

「うん」

「あぁ」

「あっ、俺も魔力ねぇわ。ミクロラ、俺にもくれないか?」

「ちょっと持ってくださいね」

「治癒魔法 魔力回復(ヒール)


 アナの魔力回復(ヒール)によって、センキの魔力が回復した。


「ありがとう」


 アナは「はぁ~」とため息をつく。


「改めて、戦闘準備は整ったか?」

「あぁ」

「出来たぞ」

「うん」

次回は、特別編です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ