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天界の主  作者: 月花
第2章天魔戦争編
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模擬戦【終】day3

$2日目 練習後$


「俺があいつの動きを鈍らせる。その隙にルドルフ。お前が混合魔法を打て」

「混合魔法か…………全然使った事は無いが?」

「取り敢えず、明日の模擬戦で一度使ってみろ、無理そうならまた新たに作戦を練ればいい」


$模擬戦$


 センキは大きく息を吐いた。


「呪縛魔法 速鈍魔力制限(ワザル・クァル)


 センキは、疑似生物の足元に魔法陣を描く。その魔法陣から黒色のオーラが出現した。


「う゛わあああぁぁぁ 闇魔法 世絶望()


 疑似生物は動こうとするが、黒色のオーラにより動きが鈍くなっていた。


世絶望()は精神魔法だ。今、奴の手に少しでも触れると精神汚染によって、著しく精神が崩壊するぞ」

「え……じゃあ。どうやって倒せばいいの? サンくん」

「幸いにも奴は速鈍魔力制限(ワザル・クァル)によって、動きが鈍くなっている。そして、見たところ世絶望()は奴の手にしかその効果を持っていない」


 センキは音声通信(デン・コノフ)を使う。


「ルドルフ! 速鈍魔力制限(ワザル・クァル)で奴の動きを鈍らせた。今が好機だ」

『了解だ。すぅー』


 ルドルフは息を吐き、銀色の魔法陣を描く。


「火・草魔法 草炎音華(ダイオンジ)


 ルドルフが詠唱すると、銀色の魔法陣の色が赤と緑に変わった。

 魔法陣から、緑色の音符が無数に出てきた。その音符一つ一つは火属性を持っている為、触れると燃えてしまう。


「2つの異なる属性を持ち合わせた魔法だ」

「反魔法……」


 疑似生物は困惑していた。


「どうした? さっさと張らないと貴様は負けてしまうぞ?」


 ルドルフは煽っている。


「反魔法 魔隔結界(ルノ・セプリ)


 疑似生物の周囲に紫の粒子の結界が創られる。

 緑色の音符は結界に直撃すると、結界に罅が入った。

 反魔法の強度は使用者の魔力に影響する。疑似生物はルドルフより魔力が少ないということにもなる。


「治癒魔法 結界修復(リストール)

「修復はさせん。火魔法 増火(フレ)


 ルドルフが魔法を使うと、音符が激しく燃える。

 音符が激しく燃えた事により、結界の崩壊が加速した。


「起源魔法 天炎草邪滅(ダイアナ)


 赤色の魔法陣から赤色の草が出てきた。

 

「この草は特殊でな、火属性なんだ。だから当たったら燃えもするし、火傷だってする」


 その草は結界に付くや否や結界に引火した。

 火が結界を覆うと「パリンっ」と音がすると共に、結界が割れた。

 音符が疑似生物のお腹に当たったことにより火が着き、火傷した。その火は疑似生物の体全体に広がった。


「ああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁ」


 指が切れた時同様、鼓膜が破れるほどの悲鳴を上げた。そして、疑似生物は消滅した。


「はぁ~。あ…」


 ルドルフは気が緩み、誤って翼をしまった。


「無所属魔法 無重力(ギャラン)!」


 センキは咄嗟にルドルフの周りを無重力にした。


「……助かった」

「あっぶな。ちゃんと気を付けろルドルフ。気を緩めるなんて言語道断だぞ」

「ああ、気を付ける」

疑似生物は無性別です。

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