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天界の主  作者: 月花
第2章天魔戦争編
34/72

勝敗

 ドウラの頭上から50mの所にに巨大な魔法陣が現れた。


「起源魔法ですか?残念ながら貴方より、私の方が魔力は嶄然上です。故に魔力を無駄遣いしていることに、気づいていないようですね?」

「ああ、分かっているとも。貴様は、天使が得意としている物は、なんだと思う?答えは、魔法構築の細かさだ」

「それがどうしたのですか?逆言えば、それ以外は劣っているということになります」


 自慢気に、ドウラは言った。


獄炎天爆燃核融(ヘルスライス)。融合」


 頭上にあった、魔法陣から灼熱の炎が、降り注ぐ。

 また新たに、ドウラの足の下にも、魔法陣が創られていく。そこからは、湯気のようなものが出てきた。

 次第に、炎と湯気が交わると、湯気が爆発した。いわゆる、核爆発というものが起きた。


「反魔法 魔隔結界ルノ・セプリ


 ドウラの周囲に、紫の粒子の結界が創られた。

 しかし、その結界は、核爆発を受けながらも罅一つ入っていない。


「だから、無駄だと言ったじゃないですか」

「はぁ…はぁ……」

「そろそろ、魔力も限界じゃありませんか?仕方がありません、来週、またこの場所に来てください。あっ!仲間も連れてきて構いません」


 ドウラは、どこかの消えてしまった。

 ルドルフはその場で気を失ってしまい、その場に倒れた。


「ルドルフ大天使長様、ルドルフ様~」


 呼び掛けで、ルドルフは目を覚ました。

 ルドルフが目を覚ました場所は、テントの中で、横になっていた。


「あれ…ここは?」


 白衣を着た、女医が言う。


「はい、ここは、ザクロ休養基地です。」

「ミクロラ少将に話をしたいのだが、どこにいるか知っているか?」


「ミクロラ少将ですか………確か、5室にいるとは、耳にしましたが」

「ふむ、ありがとう」


 ルドルフは、立ち上がろうとするが、点滴を打たれていて立ち上がれない。


「ああ、魔力の回復を早めているので、動かないでください。ミクロラ少将なら、私が呼んできます」


 女医は、テントをでた。

 30分後、さっきの女医とミクロラがテントに入ってきた。


「ルドルフ大天使長様、ミクロラ少将を連れてきました。それでは、失礼しました」


 女医は、再度テントを出た。


「あの~ルドルフ様?僕は、何で呼ばれたのですか?」


 ミクロラは、19歳と幼かった。


「単刀直入に訊くが、俺は何故テントの中に居る?」

「はい、ルドルフ様運んできた者によると、道端で倒れているルドルフ様を見つけ、運んできたと聞いています」

「……そうか。」


〈キロ・ドウラとの戦いは、あの霧によって、遮られていたということか…全く厄介な事をしてくれもんだな〉


「ミクロラ少将、君を呼んだのは他でもない、俺は、あの時、キロ・ドウラと戦っていた」

「えっ!?それは、本当ですか?」


 ミクロラは、驚いている。


「それで、勝ったのですか?」

「いや、無論負けた。そりゃあな、魔力も戦闘スキルも(ドウラ)の方が、一枚も2枚も上手だからな…」

「そんな、相手を褒めている場合ですか!?一大事ですよ」


 ミクロラは、焦った口調で言った。


(ドウラ)は、来週、再度此処に来ると言った。その前に、他の大天使長を呼ばないと行けない。」


〈まぁ…総出で挑んでも勝てる可能性は、薄いけどな〉


「今日は、此処で休んでも良いか?」

「はい、結構です」

「また、明日此処に来てくれ」

「畏まりました」


 ミクロラは、テントが出た。


「もう、寝よう。明日は早く起きて、作成を練らなければ」


 ルドルフは、そっと眼を閉じた。


天界の主での、3人称視点の心情描写に関しては、〈〉を使用していきますので、ご了承下さい。

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