魔使
青い粒子が無くなり、リミット5が終わろうとしていた。
「被使 ファイいや大天使長ファイの誕生だ!」
ピーと機械音がなり、センキの目の前に青いパネルが現れた。
『おい、センキ。大変だ』
「どうした?サン。こっちは、ルドルフからファイを解放しろと命令を受けているんだ」
『そうか、悪いがこっちもこっちで大変なんだ。ま、魔界軍が』
「魔軍がどうした、進行してるのは聞いてるが…」
『魔界軍が、娯楽第三施設まで、進行が続いている。ルドルフも向かってるらしいが、距離があるでな。ファイを解放したら此方へ向え』
「ああ、わかっただが、リミット6をするには2日、3日かかるぞ」
『それでも良いから、此方の応援をしてくれ』
ピッピーと機械音がなり、青いパネルがセンキの前から消えた。
「整備部隊、直ぐ様リミット6への準備をしろ。早急だ。は、はぁー疲れた。少し休むか」
センキは休憩室へ行き、仮眠を取った。
「火魔法 災炎」
娯楽では、魔界軍と天使が戦っていた。
「ふっ反魔法 水壁」
天使が打った、災炎を魔使は糸も容易く受け止めた。
「ルドルフ大天使長は、もうすぐ来るらしいが魔使一人倒すのに、3人がかりでようやくだ」
「さーてと、此方も反撃しちゃおっかな? 闇魔法 鏖殺」
天使の回りに、黒い煙が巻き付いた。
「い、息ができな、、」
先程の煙のせいで、生命保持に必要な素が無くなり、死んでしまった。
「はっ、もう終わり?やっぱり天使って雑魚いねぇ?なぁ、お前もそう思うだろ、失敗被使さんよぉ」
魔使の後ろには、鎖で体を拘束され、背中には、天使の羽らしきものが1枚だけ着いている。
「さぁーて、天使を持って帰って金にでもす、」
魔使の首を剣が貫いた。
「くそ、一足遅かったか……」
何処からともなく現れたのは、ルドルフだった。
ルドルフは、魔使に刺さっている剣を抜いた。魔使の体は、徐々に膨張し破裂した。
「ちっ、折角のもらいもんが汚れてしまった」
舌打ちをしながら、剣で穴を掘り、天使の死体を穴に入れ、簡易的な墓を作った。
「失敗被使か、取り敢えず、基地に持って帰るか」
失敗被使の鎖を引っ張りながら、ルドルフは基地へ向かった。
もうすぐ、半年がたとうとしています。




