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天界の主  作者: 月花
第2章天魔戦争編
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魔使

青い粒子が無くなり、リミット5が終わろうとしていた。


「被使 ファイいや大天使長ファイの誕生だ!」


 ピーと機械音がなり、センキの目の前に青いパネルが現れた。


『おい、センキ。大変だ』

「どうした?サン。こっちは、ルドルフからファイを解放しろと命令を受けているんだ」

『そうか、悪いがこっちもこっちで大変なんだ。ま、魔界軍が』

「魔軍がどうした、進行してるのは聞いてるが…」

『魔界軍が、娯楽(カジノ)第三施設まで、進行が続いている。ルドルフも向かってるらしいが、距離があるでな。ファイを解放したら此方へ向え』

「ああ、わかっただが、リミット6をするには2日、3日かかるぞ」

『それでも良いから、此方の応援をしてくれ』


 ピッピーと機械音がなり、青いパネルがセンキの前から消えた。


「整備部隊、直ぐ様リミット6への準備をしろ。早急だ。は、はぁー疲れた。少し休むか」


 センキは休憩室へ行き、仮眠を取った。


「火魔法 災炎(サイ)


 娯楽(カジノ)では、魔界軍と天使が戦っていた。


「ふっ反魔法 水壁(ファールア)


 天使が打った、災炎(サイ)を魔使は糸も容易く受け止めた。


「ルドルフ大天使長は、もうすぐ来るらしいが魔使一人倒すのに、3人がかりでようやくだ」

「さーてと、此方も反撃しちゃおっかな? 闇魔法 鏖殺(デッサ)


 天使の回りに、黒い煙が巻き付いた。


「い、息ができな、、」


 先程の煙のせいで、生命保持に必要な素が無くなり、死んでしまった。


「はっ、もう終わり?やっぱり天使って雑魚いねぇ?なぁ、お前もそう思うだろ、失敗被使さんよぉ」


 魔使の後ろには、鎖で体を拘束され、背中には、天使の羽らしきものが1枚だけ着いている。


「さぁーて、天使(こいつ)を持って帰って金にでもす、」


 魔使の首を剣が貫いた。


「くそ、一足遅かったか……」


 何処からともなく現れたのは、ルドルフだった。

 ルドルフは、魔使に刺さっている剣を抜いた。魔使の体は、徐々に膨張し破裂した。


「ちっ、折角のもらいもんが汚れてしまった」


 舌打ちをしながら、剣で穴を掘り、天使の死体を穴に入れ、簡易的な墓を作った。


「失敗被使か、取り敢えず、基地に持って帰るか」


 失敗被使の鎖を引っ張りながら、ルドルフは基地へ向かった。


もうすぐ、半年がたとうとしています。

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