お姉ちゃん
天魔戦争…闇が深そうですね。(他人事)
駄目よ、みっともない。あの時誓ったんだから。
私は、7本の線のうち、青色の線に触れる。七色の線は、新たに魔法陣を創る。魔法陣からは、剣が出てきた。その剣は、先端に行くほど細くなっていた。
剣を持つと、振り返りたくない過去が次々と蘇る。
「うっ、」
剣身が赤く染まる。まるで、怒り狂ってるかのように。
『う、うわああああぁぁぁぁ、やめてお願い。』
ざく、
男に刺さった。
やめて、お願い。言うこと聞いて。
「うぐっ、」
剣を引くと、男の体から血がシャワーのように、溢れだす。
だめ、ほんとに。おねがぃ………
私の瞳が黒に染まる。
「殺す。殺す。殺す。殺す。殺す。この世だって滅ぼす。絶対に、この怨みは絶対だ!』
『ル、ルビエル…!!』
何処か遠くで、私を呼んでいる。
『この声はもしかして…?』
人影が見える。
『お姉ちゃん!!』
その容姿は、18歳ほど、髪色は白く、服装は水色だった。
ポタッ!
再び、私の目から涙が落ちる。
『エル?』
『そうだよ、エル。エルセカンドエンジェルだよ』
『でも、なんで……あの時。』
『確かに、あの時力尽きた、でも魔界に堕ちた。その後、サタン達を魔界から追い払って、新たに魔界を創ったの』
『そう、よかった』
エルは、あの時、魔族(今の邪神)に敗れた。
『でも、どうして、ここにいるの?』
『あの時、弐天使を使ったでしょ、その時、少しだけ。お姉ちゃんと繋がったの。さぁ早く正気を取り戻して』
『うん、ありがと』
涙を拭き取ると、私は、魔法を使った。
『創造深淵魔法初神!」
お母さん、見てて、私ここまで成長したよ。
少し勉強しまして、多少は上達した気がします。




