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天界の主  作者: 月花
第1章天界魔法館編
21/72

過去

 何かのミスで14話を先に投稿してしまいました。これが13話です。

 七色の粒子、各々が個別の魔法陣を創りだし、私の回りに、半透明の線が現れた。半透明の線は、七色の粒子が創りだした、魔法陣に向かって伸びる。魔法陣に伸びた線は、次々と着色にする。4本目の線に色を着くとー


 瞼が重くなり、視界が真っ黒なった。



『よかった、産まれてくれた。』


 瞼が軽くなったのか、すんなり目を開けれた。


 声のほうには、20代後半位の女性が赤ん坊を抱いていた。


 赤ん坊は、泣いている。


『うぎゃー』

『はい、はい』


 女性は、赤ん坊を撫でている。


 私の目から涙が、落ちる。


「お母さん………」


 私は、頬に着いた涙を袖で拭く。


『うぎゃ!』


 赤ん坊は、魔法陣を描く。その魔法陣は球体で魔法術式が非常に細かく、ウリエルでも創るのが難しいほど。


 魔法陣は、赤ん坊に吸い込まれた、途端、何かに押し潰される感覚があった。


『え、まさか』


 女性は、驚いていた。


『禁忌魔法 魂力解(ソゥマ)?』


 女性は赤ん坊を心配してたが、それどころか、赤ん坊は元気だった。


『大丈夫かしら……』


 赤ん坊は、再度、魔法陣を描く。今度は、通常の魔法陣の形をしていた。


『うぎ』


 赤ん坊の背中が一瞬発光した。赤ん坊の背中から羽が生え、赤ん坊の頭に、白色の輪が現れた。


『この子は天使ね、なら名前はー』


 涙が止まらない。


『ルビーファーストエンジェル。ルビエルよ』


 お母さん……。


 お母さんと幼い頃の私が半透明になる。


 徐々に視界が歪み、真っ白になる。視界が正常になると、全ての線に色が着いていた。


 ポタん、


 涙が落ちる。



 



 ルビエルが涙を流すのは滅多にありません。

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