表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/74

お祭り

お祭りと言えばなんだろう。

夜、

多くの人々が屋台を行き交い、

オレンジの光で照らされる、

美味しい匂い、

楽しい音。

てなものですかね?

日本の皆さんだったら、浴衣とか?

カラフルなコスチュームを着て練り歩くってものですかね?

とにかく、

楽しくて、熱気で溢れ、青春で!

みたいな?

まあ、天使には関係ないことですけどね。


どうも、みんながわいわいガヤガヤやってる中、一人寂しく見ている天使でぇーす。

いつも、ロンリネス……クスン。でも、天使は段々なれてきましたよ?

まあ、自分はそう長くこの仕事してるわけじゃないんですけどね、悪い仕事じゃないわけです。

こうして、一方的に話してみたり、下の様子を監視したり、

他の、たとえば、書類に囲まれた部署よりかはマシだと思ってます。

天使は死なないけどさ、病むことはありますのん。

そのための治療室には、あまりに文字に囲まれすぎて、発狂した天使がゴロゴロと……

治療室勤務には、戻りたくないね。

過酷だもん。

 さて、話がずれましたね。

始まりましたは、年に一度の星祭り!

昼から始まり、夜まで続く、下町情緒溢れるお祭り!

星祭りの伝承にかっこつけた神殿の例祭でありまして、

町中から、いえ、国中から人々が訪れ、食べて呑んでのどんちゃん騒ぎ。

城の警備も、役所の警備も甘くなる今夜だけは、

王も王子も関係無しの、正真正銘大団円!

……楽しんでね?天使の分まで。

……………ぴえん。



「ロエル……これ変じゃないですか?」

「ないないぜーんぜん。」

「そうですか?」

「すごく似合ってるよ。ねえ、ソルテル。」

「ん?ああ、綺麗だな。」

いつもの上質なドレスを脱ぎ捨て、ロエルの用意してくれた黄緑地に鳥の描かれたドレスを着たナレッジドは、二人の前でくるりと一回転する。

裾がふわりと浮き上がるほど、柔らかい素材で出来ていて、最近の厚さや、高い湿度も気にならない。

なるほど、良い仕立てだ。

ロエル、ソルテルに褒められ、ナレッジドはほんの少し頬を綻ばせた。


「そうですか。良かったです。」

「うん。アエラ姉に感謝だね。」

「あ、これもアエラさんが?」

ナレッジドは、裾をつかんでヒラヒラとゆらす。

さらさらと小さな音と共に風受けて、キラキラと光った。

そう言う魔法でもかけられているのだろうか。

鳥も、どこか気持ちよさそうに見える。

「そう。私が頼んだの。鳥は、アエラ姉のトレードマークでしょ?魔法で動くようになってたりして。」

「そんなこと、出来るか?」

「アエラ姉なら、やりかねない。」

「見てみたいですね。ドレスの鳥が飛ぶところ。」

その言葉に反応するように、胸元の黄色とオレンジの二羽がぶるりと羽をゆらした。

その動きに、ナレッジドは、まあ、と驚きの声を上げる。

「動きましたね。」

「動いたねえ。帰ってくる頃には、黄緑のドレスになってたりして。」

「そうしたら、鳥さん達は、大きな空で悠々飛べてますね。」

「そうだねえ。」

えへへ、と、笑う少女達に、ソルテルは首をかしげた。

果たして、ドレスの鳥たちは、自然界でも生きていけるのか。

きっと、狩りの仕方も知らないのに。

なーんて、不粋なことを考えて。

口に出したら、ちょっぴり怒られそうだ。

妹、弟たちは楽しげに、祭りの日を楽しんでいるようだった。




***

こんにちは、まりりあです。

短いですが、時間がないので、ここまで!

お昼寝してたら、一日が終わっていた。

では、また次回。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ