第3章 宿探し
ーそして、また戻ってきたのだった、元の世界に、キラキラの空に…-
ロミオはしかりつけるように言った。「なんで急にいなくなったんだ!!ダメじゃないか」とエディをにらみながら言った。
エディはロミオはお兄さんなので逆らえない。「ごめんなさい、次からは気を付けます。ロミオお兄様」といった。
ロミオはなぜ、こんなにもエディを叱るのか、それはあの一つの約束からだった…
ーーロミオ、君はお兄さんなんだからお父さんが死んだら、ロミオがエディを守り、そして叱るんだ。わかってるね。
ーはい、わかっております。お父様。-
そうあの約束は今も破りたくはないもにだとロミオは思っているのであった…
「どうしたの?ロミオお兄様」そのエディの声とともにロミオは我に返った。
そして思うのだった、エディを守らなければと…
まあロミオはエディに「どうしたの?」ときかれてさっき考えていたことはなんか恥ずかしいので言わずに、「これからどこに行くか考えていただけだ」と答えた。
そしてエディは不安とキラキラでいっぱいの瞳で、魔法界を見つめていて、ロミオはというとこれからどうしようか考えていて10分が経過した。
そして、ロミオは気づいた。腐れ縁の知り合いマオモアゼルに頼めばいい、と提案した。
そして、マオモアゼルの住むお城へと向かった。(普通に見えているので案内なしとかで迎える)
ロミオがお城に入ろうとすると、そこにはマオモアゼルとマリアがいた
エディは口をぽかんと開けて、固まったり、まるで石造のよう一瞬なった。
そのあとマリアは一瞬驚いた顔をしたが、そのあとすぐ、余裕そうな顔をしていった、「ようこそ、北のお城へ、エディちゃんに、紹介したいのはここのことだったし、来るのはわかっていたよ」といった。
ロミオは心の中で(絶対わかってなかっただろー)って叫んでいた。それに気づいたようにマオモアゼルが瞬時に「どうしたの?ロミオ君」といった。
最後の「君」はマオモアゼルにとっては、バカにしたような、何かを隠しているようなものだった。
マオモアゼルの質問にロミオは「なんか、すごいお城な気がして…」というとまた瞬時にマオモアゼルが、「行ったことあるでしょ」と笑った。
まあつまり、二人は全然目立たない言い争いをしているのであった。
その間にマリアとエディはお城を回ったり話をしていた。
エディが「マオモアゼルってお兄さん、弟?」ときくとマリアは笑って「お兄さんだよ、もしかして弟にも見えた?」と聞いて、そのあとすぐに話題を変えた。
マリアは次々に部屋を紹介していく。「ここは私の部屋、そして隣が私のお客様、まあ友達とかが泊まれる部屋、そして、私の部屋のほぼ上にはマオモアゼルがいて…」
そして、話が終わると、さっきの言い争いをし言い争いをしていたていた二人を向かいに行き、王様と、女王様のいる部屋に行った。
「こんにちは、幼いアンドロイド兄弟さん」と女王様が、待ってたかのように言った。
王様は、「とまる場所がなくて困ってるのであればよかったら、うちに来てくれ」といった。
そうして、アンドロイド兄弟は顔を見合わせて「はい」とほほ笑んだ。
マリアはエディをマオモアゼルはロミオを部屋に案内した。
そして、アンドロイド兄弟は新しい生活を送るのだった。