表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

やっぱ無理

作者: 尚文産商堂

「やっぱ無理だって」

「そんなことないって」

彼がそんなこといっても、無理なものは無理だ。


激辛好きの彼と、甘いもの好きの私は、もとから趣味もし好も逆だった。

いつもは私に合わせてもらっているから、ということで激辛料理店に入ったわけだけど……

そもそも壁も椅子も目の前にあるほとんどのものが赤色に見える。

天井が白色で、床が黒色なのが、どうにか精神安定に役立っているという感じだ。

彼は、試しだということで、それでも一番甘めに設定されているんだというラーメンを注文するように言った。

それでも、唐辛子が大さじで2杯ぐらい入っていて、どう見ても私が食べられるものではない。

他の人は額に汗かいて食べているが、私はこの場所にいるだけで汗だくだくだ。

すぐにでも着替えたいと思うほど、べったりと服が張り付いている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ