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悪夢  作者: 奈緒
6/11

5 夢と現実

「……何て…夢………何で、こんな夢…見たんだろ………。」こんな残酷な夢……だったなんて…。

あの人は、誰?分からない……。顔も見えなかった…。……夢だし…早く、こんな嫌な夢…忘れよう…。 翌日 学校行くの憂鬱だな……。そう思いながら、布団からでる……。 ピチャ 床に何か冷たい、液体がある事にきづく……。 「?」

床には、赤い液体が一面に広がっていた……。 「なに…!?」

血を見て、うろたえるみやび……。ピチャン……。 上から、何かが落ちてくる…恐る恐る見上げてみる。

「…ヒッ…!?………い………イヤーーー!!」

そこには、身体じゅう傷だらけの人が、吊されていた「あれは……ゆめ?…それとも……?じゃあ………この人……。」

身体から力が抜け、震えが止まらない……。夢だと思いたくて、寝ようとすればするほど、夢ではない事が判ってしまう…。

「どうしてこんな事に……。」みやびは、携帯を取り、隼人に連絡した。 「もしもし?」

「隼人?助けて…!」

泣きながら隼人に助けを求める。 「何かあったのか?すぐ行くから待ってろ!」

「どれくらい?早く…来て……。」

バタン! ドアが勢いよく開ける音……。そして、みやびのいる部屋まで走ってくる……。 「は…やと?」

ガチャ ドアを開け、隼人が現れる。 「大丈夫か?みやび?…何だ?何があった?」

「分からないの!起きたら、こんな事に……!」

みやびを抱きしめ落ち着かせ電話をかける。数分後、警察が到着し、現場検証が行われ死体が回収された。

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