表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/86

#80 Un bye friends④

「さぁ、勝負だ! 貴方という未来を奪い取る!」


 彼女はいきなり距離を詰め、その剣を振り下ろした!


 すぐさま雄一が割り込み、そのスーツで剣を受け止める!


 それを皮切りに、全員が臨戦体制となった。


 柊命が手を添えていた剣を抜き、愛鈴がステッキで変身し、忍羽が何本もの針を取り出した。


 俺も青薔薇のクリスタルのカードを地面に埋め、引き抜くと、剣へと変形する。


「全員で行くぞ!」


 柊命の呼びかけにより、皆で一気に彼女へと襲いかかる!



 しかし、その結果は無惨なものだった。



 柊命の振り下ろされた一太刀は、あたかも最初から当てる気がなかったかのように軌道がズレ、愛鈴の魔弾も、偶然的に全て外れる。


 忍羽の針も全て外し、雄一の拳は一瞬当たったかと思われたが、最初から存在しなかったかのように消え、傷ひとつない状態で彼の後ろに立っていた。


「は!?」


「何これ!?」


「全部外した!?」


「そんな、当たったはず!?」


 彼女は剣を振り上げる。


「まずは貴方から」


 その剣を振り下ろすと、彼の雄一の背中の装甲がいともたやすく大破し、彼の背に大きな傷がつく!


「随分と硬い装甲だね。でも、偶然的……いや、”運命的”に弱点に当たったみたい」


 言ったもん勝ちかよこのクソ能力!


「ほら、君たちも早くかかってきなよ」


 これはマズい状況だ。


 臨戦状態の味方と彼女の間に割り入る。


「ここは俺がやる。だから……」


 柊命の耳にそっと口を近づけ、耳打ちをした。


「……わかった。絶対に遂行してやる」


「頼んだぞ」


 4人は急いで部屋を後にする。


「あれ? 数の暴力で責めなくていいの?」


「いや、アイツらには大事な仕事がある。お前だって、俺以外とはマトモにやり合う気はないんだろ?」


「そうだね。実際に彼らはくだらない前座に過ぎない」


「くだらない……か。でもな、俺のこの力はアイツらがいたからこそのモノなんだ。1ヶ月前ならこうもいかない」


 剣を構える。


 さて、最後の戦いだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ