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#55 菓子折り渡した

 いつもの地下倉庫にやって来た。


 ゴの処分には困ったが、そのままにしている訳にはいかないため、戦闘スーツだけ剥いで逃した。


 もう敵対しないと信じたい……


「あった、これだな」


 部屋の隅に置いておいたピンクの剣を取り出す。


 特に鞘とかはなかったため、包帯でぐるぐる巻きにしていた。


「これってさ、持っても大丈夫なのかな? あの影に乗っ取られたりしない?」


「それは……わからんな。少なくとも包帯越しに持つ分には大丈夫みたいだが……一応戦う準備しといて」


「いや、君が乗っ取られたら対抗手段なくなるし僕がやる」


 そう言って雄一は剣を取り上げ、慎重に包帯を取り外し始めた。


 ……包帯を全て取ったが、何も起こらない。


「思ったより軽いんだなこれ」


「その見た目で軽いの!?」


「かなり、うん」


 雄一は剣を愛鈴に手渡した。


 愛鈴は右手でそれを持つ。


「……なにも起きない」


「魔力とか入れてみたらどうだ?」


「うん…やってみる」


 愛鈴は右手に剣を握りながら力を込めた。


「……だめだね」


「もともと望み薄だったしな。こうなったら俺ら3人で向かうか」


「待って! 多分今向かっても私たちが場所に気づいたことバレてるから幹部が待ってるかもしれないよ! 仮にそうなら3人じゃキツいよ!」


「まぁ、一理ある」


「私も! 私も戦う手段探すから!」


 突然、忍羽が何かに気づいたように表情がパッと明るくなる。


「……あ、そうだ! あの人を頼ろうよ!」


「あの人?」






 港区のとある地下通路、そこにはとある男がいる。


「忍羽ちゃん……何やってるの?」


 忍羽は今現在、その男の口に手を突っ込んでいる。


 いや、正確にはその男を模した像か。


 彼女が口の中にあるボタンを押すと、突然背後の壁が回転し、男が現れる。


「えぇ!? なんか出て来た!?」


「あぁ、お前さんたちか。よく来たな」


 なんか凄腕の道具職人らしく以前に愛鈴が行方不明になったときにも力を借りた頼もしい人だ。


「あ、これ貸してくれてありがとうございました。おかげで助かりました。あとこれ、つまらないものですが……」


 バッグから以前に借りた木製の箱と菓子折りを手渡した。


「ん? あぁ、こりゃどうも丁寧に」


 男は箱と菓子折りを懐にしまった。


 結構でかい菓子折りのはずなのに……袖と懐ってなんでも入るんだな。


「で、今回はどんな用だい?」


「実は、彼女のための義手を探してて……」


「ほぉ、見せてみなさい」


 愛鈴が袖を捲ると、そこには腕がなく、骨まで切れた切断面が露わとなる。


「……ふぅむ、なるほど」


「おじちゃん、これどうにかなるかな?」


「彼女のためにどうしても今必要で……」


「なるほどなるほど、ほれ、ひとついいのがあったはず……」


「ほんと!?」


「そこで待っとれ、今持ってくるからな」


 そう言うと壁が回転し、男は壁の中に消える。


 20秒後、男が再び出て来た。


 その手には木製の義手が握られている。


「コイツはすごいぞ」


「木製の義手……?」


 男は愛鈴に近づくと、義手を取り付けた。


 義手は磁石のように簡単にくっつく。


「お、お? おぉ……」


 愛鈴が左手を前に出すと、手をグーパーして動かす。


「一応、ロックをつけておけば基本は外れない。今は違和感あるかもだが2日もすればなれるだろう」


「ギリ…戦える?」


「まぁ、お前ができると思うなら」


「やった! やった! ありがとうおじちゃん!」


「いいってことよ、お代は……ま、50万ってとこかね」


「……クレジットで」


「ウチは使えないよ」


「……」


 財布を漁るが……いやないよ普通50万。


「みんな今何円持ってる?」


「0だよ」

「ごめん…持ってない」

「悪い、無一文だ」


「……」


「……ローン組むかい?」


「いや…近くで通帳から落としてきます……」

さて、シリアスが始まる前に言いたい事言っておきますか。


あ、ここから先は裏話になるので飛ばしてもらって結構です。


さて前回、よければ評価をくださいと言いかけましたね?


ああいうのは、本作においては今後やりません。


アレはギャグの一環でした。


「いや、普通にああいう事言う人いるくね?」と思ったそこのあなた!


実はこれ、検証なんです。


というのも、このアンダーコモンは学校の自由探究活動における自身の設定したテーマであるweb上の創作論の考察の一環であり、検証用に作っていた作品が間に合わなかったばかりにちゃんと創作をしていなかった頃の本作を推敲したとはいえ、多少語彙や表現力が拙い状態で本作を出荷してしまいました。


結構渾身のプロットだったんだよ!


構想に1年弱かかったって!


ま、そんな本作は比較検証における「評価などをあまりしつこくねだらない」「テンプレにしない」等の検証であまりレビューとかをねだらないようにしてます。


してくれたら嬉しいんだよ、してもいいんだけどね。


ま、そんな本作は来月中に終わり、以前に話したカクヨムのコンクール前後の間に次回作出せたらいいなーって。


今度はそういうおねだりしたり、テンプレの中にオリジナリティを含めたり、そんな事をして比較していきます。


当然、内容に妥協はしません。


ちーなーみーにー


こういう裏話はあまり長々とやるものではないので、近々こういう裏話だけを集めたサイトを作ります。


 そこに新作の情報とか……いや、作者をフォローすればそんな事しなくてもいいのだけど……


 ま、なんにせよあと1ヶ月ほどの今作、楽しみにしていてください。

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