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3 王子を拾う

 学園を出発するその朝、まだ暗い時間に目を覚ます。

 誰にも出会いたくないから、早朝に馬車を手配していたのだ。ほんの少しずつ世界が明るくなっていく中で、朝の冷たい空気を吸い込みながら、支度をする。


 学園生活の辛かった出来事が頭の中を巡る。ふぅっとため息を吐き、頭を振る。もう終わるのだ。ここを出たら、忘れよう。トランクを片手に寮を出て門へと向かう。


 木陰に人影を見つけて、びくりと驚く。こんな朝に。それに、知っている人だ。

 金色の髪がその存在を主張するように私の胸を突き刺していく。元婚約者――オーランドがこちらを見つめていた。


 何?誰かを待っているの?


 強張った彼の表情は私の視線を受けても変わらない。そっと視線を逸らし、横を足早に駆け抜けて行こうとした。


「待て」


 立ち止まる理由はない。聞こえないふり。


「……待つんだ、エミリア!」


 大きな声が響いてしまう。


 足を止めゆっくりと振り返る。彼の瞳はまっすぐに私に向けられていた。美しい顔立ちに長いまつ毛。深い碧色の瞳が、子供の頃はとても綺麗だと思っていた。大人になってからは、それは私を傷付ける色でしかなくなったのだけど。


 お金のある男爵家の次男であり、美男の彼はさぞや人気があることだろう。女性に囲まれている姿しか見たことない……そう、今みたいにたった一人でエミリアの前に現れたことなんてなかったのに。


「どうして俺に何も言っていかないんだ。今後のことを聞いてない」

「……え?」

「卒業後はどうするつもりなんだ」

「……」


 平民の私の立場は、とても弱い。

 この国は、お貴族様の機嫌を損ねたらいつ殺されてもおかしくないような国なのだ。だから学生時代私は何をされても何も言い返せなかった。

 もちろん、さすがに殺傷事件は教師が止めるだろうとは思うのだけど……どんな事態に発展してもおかしくはなく、私は目立たないように大人しくしていた。


 だけどもう最後で。今はオーランドしかいないから。

 オーランドが元婚約者ではなかったら、私はもっと下手に出なくてはいけないのだけど。


「……なぜですか?」


 本当に疑問に思って私は聞いた。私のことを気に掛けていた?……まさか。

 不機嫌そうに見下ろすその瞳に、思いやりのたぐいは感じなかった。


 オーランドは私の答えに表情を険しくし、大げさにため息を吐くと言った。


「なぜも何も、分かるだろう?縁があった俺はお前のことを聞かれるんだよ。何も把握出来ていないわけにはいかないだろう。いいから答えるんだ」

「……他国に就職するつもりです」


 慎重に答える。縁などとっくに切れている。何の思惑があるのか分からない。

 ふん、と彼は頷いた。


「どこだ」

「南の……フィリアです」

「そうか。戻るつもりは?」

「ありません……」

「……」


 今この瞬間に、二度と戻りたくないと本当に思う……。


 一体この会話はなんだろう。彼の視界に入らないかどうかの確認なのだろうか。私のことを話題にすることも聞かれることもそうそうないと思うけれど……。

 今では横柄にしか聞こえないこの彼の話し方も、くだけた素直なものに聞こえていたことが懐かしい。子供の頃、まだ、二人とも笑顔だった頃。


「馬車を待たせています。これで……」

「待つんだ!」


 手首を掴まれそうになってとっさに逃げると、オーランドは憮然としていた。


「分からないやつだな。いいから答えろ。聞きたいのは花の祝福のことだ。あれはお前の領地にしかないのか?」

「え?」


 子供の頃彼にあげていた、領地で採れる、使われない部分のクズ魔石で作った花の祝福のお守り。

 あれには効果なんてない。気持ち程度のお祈りを込めて大切な人たちの無事を祈る、民の風習だ。


「ありません……それにもう私の家の領地ではありません。今は……クズ魔石も出回っていませんし、作られてもいないと思います」

「……」


 苦虫を嚙み潰したようなオーランドの表情の意味が分からない。

 爵位を返上した後は、領地は国の管轄になったままのはずだ。魔石の鉱山も厳密に管理されていて、クズとは言え魔石がそう簡単に民の手に渡ることもないだろうと思う。

 

 オーランドがちっと舌打ちをした。


「あれを渡せば喜ばれたというのに……!他のものじゃだめなんだよ。クソ、こんなことにも使えないとは……本当になんの役にも立たなかったな、お前は。もういい、行け」

「……」


 オーランドは吐き捨てるようにそう言うと背中を向けて去っていく。唖然としてしまう。結局、乱暴にものを尋ねられただけじゃないか。だけど良かった。最後になにかされるかと思った。馬車が待っている。私は慌てて門へと走った。


 こじんまりとした馬車は人の好さそうな御者と共に待っていた。

 座席に座ると、オーランドの台詞が頭をぐるぐると回る。『なんの役にも立たなかったな、お前は』。


 少しずつ明るい朝日に照らされていく景色の中で……私はまだ、溺れるような世界で、息苦しくもがいているような気持ちでいた。







 国境にある魔の森の近くは、通り抜けるだけでも嫌がられる場所だ。近くを通ることすら明るい時間に馬車で急ぐように駆け抜けていくだけの道。


 だから私はその場所で、御者に母の形見の宝石の煌めく指輪を報酬にすることでお願いすることにした。両親の形見はもう、父から貰ったペンダントとこの二つだけだったけれど、金目のものがこれしかなかった。私の人生に高価な指輪などもう必要ないから。


「二時……いえ、一時だけでも待っていてください。探しものがあるのです。必ず戻ってきます」


 しぶしぶ了承してもらい、私は魔の森に分け入った。


(本当に私は何をやってるのかしら。でも何もしなかったら、一生後悔しそうなんだもの)


 魔物除けの魔道具を付けているので魔物の心配はしていない。一見普通の森のそこは、どんな魔物が隠れているのか分からない。


(奥まで入らなければそうそう魔物に合うことはなさそうだけど……)


 領地が災害に遭ったときに、人を探すのに役に立つ魔法を使いこなせるようになっていた。

 検索魔法を使いながら最短距離で生き物の場所を目指して慎重に歩き進む。すぐに人を見つけた。


(なんてこと。国外追放の噂は本当だったんだわ)


 太い木に半身をもたれるようにして第二王子が倒れている。顔には殴られたような痣が赤黒く残り、口の端が切れて血が付いている。気を失ったまま置いて行かれたのだろうか。


 こんなすぐに見つかるなんて、連れて来た兵士だって魔の森の奥まで分け入っていないのだ。ここまで入るのだって怖かったんだろう。


 夜会の煌びやかな装飾の着いた黒い衣装のまま彼は倒れていた。

 ここに来ても、私はまだどこか物語を見ているような気持ちでいた。


(私が今魔の森に居て……キラキラした夜会服の王子様を目の前にしている、なんて信じられない)


 よく見ると両足に何か魔道具が付けられている。


 魔道具の取り扱いは、一番の得意分野だ。おじいさまの専門分野だったからだ。子供の頃から知識を叩き込んでもらった。魔道具を解呪してみると、足を動かせないようにさせるための枷のようだった。なんてもの付けていくんだ。カチャリと音を立てて外れるとほっとする。


 ふと見ると、彼の横に血濡れた剣も落ちている。戦った?え?魔物と?……魔道具の枷を付けながら?


(そんなこと出来るの?この人もとんでもなさそうな人なの??)


 急にぞっとするような気持になって周りを見回すと、小さな鳥の声だけが響いて来た。キューと鳴く声が怖い。早く出て行きたい。


「あの……起きてください、えーと、シュリオン様?」


 昨日まで第二王子だった……確かそんな名前の方。王族の方なんて縁がないはずだったのに。それなのに、なんでこんなことに。でもだって、どうしても、どうしても……嫌だったから。ああ、なにか混乱している。


 私はただ、人が死んで行くのを何もせず見送った彼らと、同じになんてなりたくなかったから。


「シュリオン様、お願いです、目を覚ましてください」


 肩に手をかけ揺さぶると、彼の瞼がピクリと動いた。端正な顔立ちのまつげが長い。ゆっくりと瞳が開くと、濡れたような漆黒の瞳が宝石のように輝いた。

 視線を向けられると射貫かれるような気持になる。うわっと思う。怖い印象の方だったのに、高貴なお方は、本当に美しい存在なのだ。


 彼はガバリと起き上がろうとして、痛むのかうめき声を上げて倒れ込んだ。


「う、はっ……くそ……!!」


 どこか怪我をしているのだろうか。服は破れている場所はあるけれど折れていても私には分からない。


「ちくしょう、あいつらめ……!くそ……っ許さんぞ……!」


 そう言うと地面を拳で叩きつける。

 野生の獣のようだと思う。今にも標的に飛び掛かって噛み殺してしまいそうな激しさを感じてどきどきとしてしまう。


「毒など……どこから調達したのだ、あいつらは!くそが!!」


 暫く蹲ってから彼は顔を上げると、ゆっくりと辺りを見渡し、頭を抱えながら不機嫌そうに私に言った。


「なんだ……お前は何者だ」


 ぼんやりと立って居る女に見えたんだろう。敵意を向けられている気はしない。


 私に向けられた威圧感あるその声に、一瞬ぞくりとする。追放されても王族なのだ。とても美しいのに、男らしい意志の強さを感じる顔立ちで睨まれる。


 返事をしない私を見つめながら、彼はゆっくりと立ち上がる。そして私を見下ろす。背が高く、太い腕、鍛えられた体であることを感じた。さらさらと、彼の長い黒髪が揺れる。


 騎士科のはずなのにどうして黒髪を長く伸ばして後ろで結んでいるんだろう、と不思議に思っていたけれど、分かってしまった。すごく艶やかで、彼の美貌を引き立てるからだ。


「あ……」


 動揺していた。いや、なにに動揺したんだ、私。


「何者なのだ?」

「あ、私は……」


 当たり前だけど、私の顔をご存じない。ならば。


「通りがかった者です……」


 眇められた瞳から全く信じてないのが伝わってくる。分かるよ。

 シュリオン様の目つきは本当に怖い……睨まれるとなんて言っていいのか困ってしまう。だけど私は真実通りがかりの平民。敵意はないのです。


「国境を越える途中でしたが、魔の森を一度見てみたかったのです」

「は?」

「馬車を近くで待たせています。近くまで来た記念に少しだけ魔の森の中を覗いていたのです」


 どう!?この説明行ける?


「ハッ、ハハッ……そんな命知らずなことをするやつがいるのか」


 フン……と彼は鼻を鳴らした。


「酔狂なやつがいるものなのだな」


 皮肉気に彼は嗤う。反論出来ない……。


 第二王子はたぶん私にも真偽にも興味がないのだろう。私をこれ以上追及するつもりもないようだ。黙って考え込んでしまった。だけどこんなところで考えているような時間もないはず。


「私はもう馬車に戻らなければいけません」

「馬車だと?どこに向かうのだ?」

「隣国まではその馬車で」

「隣国……」


 彼は考えるようにしながら胸元のスカーフを引き出し剣を拭うと鞘に仕舞った。


「お困りでしたら馬車に同乗してくださっても構いませんが」


 そう言うと彼の表情が歪められていく。拳を握り締めると、小さく、クソ、と呟くのが聞こえた。

 私に言ったんじゃない。きっと彼は今後の身の振り方を考えてる。もしかしたら国に復讐しようと思っているのかもしれない。


 彼に協力者が居ればそれも叶うのかもしれない。その気になれば私のように助け出せるはず。でも誰も見当たらない。味方など居ないんじゃないんだろうか。罪状をひっくり返すことも難しくないのかもしれないし、あんなのは彼の立場を辱めただけに過ぎないのかもしれないけれど……学生たちも言っていた。

 彼の立場はとても弱い。後ろ盾がないに等しいはずだ。

 それでもきっと、第三王子の勢力に反対する人たちに担がれたのは、この人のカリスマのある容姿と高い能力のせいなんだろうな。怖そうなのに綺麗な顔をしていて、目が離せなくなるような印象の方だ。ぱっとしない成績の第三王子などお呼びでないほど優秀だったのだから。


 ああ、そんなこと私が考えても仕方がない。

 私にはもう、何も関係ないのだから。


 あの国も。この人も。何もかも。


 この人に手助けしたことで危険なこともあるかもしれないけれど……私ははるか南の大国に渡るのだ。そう簡単に追われることもないだろうし。きっと大丈夫。


 この人は私の知らない場所できっと生き抜いていくのだろう。


 だから、ここに来て良かったな、と思う。

 彼をみすみす殺させなくて良かった。罪があるのかないのかも分からないけれど……少なくとも罪のない人を見殺しにした気持ちにならなくて済んだのだから。

 これで晴れ晴れとした気持ちで国を出られる。最後の心残りも無くなったのだ。


 すっきりした気持ちになったところで彼が言った。


「同乗しよう」

「あ……乗りますか?」


 隣国に渡るのか。まぁ、国外追放なら一度はそっちに行くか。そこまではご一緒してお別れかな。


「お前が言ったんだろう」

「え、ええ……そうですね。そうそう、良かったらこれを着てください。馬車に御者がいるんですが、貴方様の容姿では驚かれてしまいますから」


 鞄から男性用のローブを取り出して彼に渡すと、バサリと彼は羽織った。

 魔法科の男性が実習の時に羽織るものだ。立派な体躯を黒いローブが覆う。王子様は何を着ても様になるなと思う。


「大きいな。男性ものじゃないか?」

「貰い物です!」


 拾い物です。


 誘導しながら馬車に戻ると、怯えるようにしていた御者がほっとした表情で迎えてくれた。不安にさせて申し訳なく思って詫びると「無事で良かった」と泣きそうな顔をされた。道に迷われていた旅のお方と同乗することになったと伝えるとさすがに心配そうに訝しんでいたけれど、指輪を渡すと黙ってくれた。


「うっ……」


 苦しそうに呻きながらシュリオン様は馬車に座った。

 狭い馬車の中、彼の体躯は大きい。均整の取れたその肉体を少し屈めるようにして苦しんでいる。

 どこか怪我しているんだろう。脂汗を垂らしているようにも見える。もしかしたら熱があるのかもしれない。

 けれどそうは言っても休める場所もない。隣国に行くまでは耐えて貰わないといけないんだろう。


 彼は目を瞑り不機嫌そうな様子で黙り込んでいたけれど、しばらくしてから私は声を掛けた。


「お腹空いてませんか?良かったらどうぞ……」


 きっと飲まず食わずだったはず。

 馬車の中で、昨日のパーティーで盗んできたパンやら焼き菓子やらを水筒と一緒に出してみたけれど、彼は会場のものだと気付いていないようだ。


「ああ……いや、いい。食事は気を遣わないでくれるか」

「食欲ありませんか?」

「ああ……今はいい」


 警戒しているようだ。

 そうだよね。毒殺の容疑をかけられて……怪しい私から毒を盛られてもおかしくないわけだし。

 仕方ないので私だけ食べる。学園のシェフのスイーツも旨い。彼から観察するような視線を感じる。毒は入ってないですよ!……これだけ警戒するなんて、やっぱり彼が盛ったわけじゃないのかな。


「お前は、なぜ国を出るんだ?」


 暫くして話しかけて来た。


「就職ですよー。天涯孤独な身の上なのです。どうせなら国を出てみようと思いまして。南の大国フィリアは、身分に関わらず試験に受かれば役人になれるんです!今申し込めば来月の試験を受けられるので、挑戦してみようと思ってます」


 貴族の間では、南の大国を目指す人は少ない。けれど、身分制度が比較的緩いフィリアは平民にとっては憧れの地でもある。


「フィリア……」

「素敵な国だと聞いています。今から楽しみです」


 フィリアは暖かい国特有の、陽気な人の多い印象の国だ。音楽が溢れ、フルーツが名産。そして世界で一番栄えている。私はフィリア語も話せる。


 辛い思い出の多いこの国を出て向かうには、あまりにも楽しそうな予感にあふれる、眩しすぎる土地である。本当に。何か楽しいことがあればいいのに。


「フィリアは、いいな」

「え?」

「フィリアまで同行していいか」

「……本当に?」


 何を考えているのだろう。

 国外追放されたからと言って、誰かと連絡を取って国に戻るのだろうと思っていた。フィリアまで行く理由が分からない。遠すぎる。……逃亡するの?


「さて、娘。なぜ俺の名前を知っている」


 聞かれていた!


「えっと遠くからお姿をお見掛けしたことがありまして……」


 嘘ではない。そして国民ならばそんな機会があってもおかしくない。夜会の服のままだから、いかにも王族っぽい恰好だったし。


「なぜ何も聞かぬのだ。お前は怖くないのか。魔の森も良く知らぬ男も」

「……恐れ多いからです」

「その割に、物おじせず話しているがな」

「私はただの……平民です」

「名前は?」

「ただの……エミリアです」

「俺はリオと呼べ」

「お、恐れおおくも」

「……偽名だ」

「……」


 本名で呼び続けるわけにいかないもんね。


「リオ様」


 呼んでみると彼は満足げにふっと笑ってから延々と続く森を見つめた。

 私のことも疑っているんだろうか?なら同行するなんて言わないか?良く分からない人だ。


「旅の間しばし宜しく頼む」

「は、はい……」


 もはや断れない圧すら感じる。王族って凄い。


 ちらりと様子を窺う。

 足と腕を組み、不機嫌そうに眉間に皺を寄せた彼は不遜な態度の王子様のようにも見える。

 整った顔立ちはお美しくて、ローブの隙間からこぼれ落ちる艶やかな黒髪がさらさらと揺れる。


 本来なら話す機会にも恵まれないだろう……元第二王子。私の存在なんて、彼の前ではきっとありんこのようなものだ。ぺちゃんと潰されないといいけれど……。


 だけど……それほど悪い印象は受けない。

 ただの平民の私に対して、彼は同行していいかと聞いてくれた。少なくとも命令はしていない。もしかしたら、少しは話の通じるような人なのかもしれない。


 彼は一体どんな人なのだろう――?

 

 こうして、何も持たない私と元王子様との不思議な旅が始まっていく。



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