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プチホラー

【第2弾】プチホラー15連発

作者: 七宝

軽い気持ちで読める、怖さ控えめプチホラーの詰め合わせ。前回よりもかなりマイルドになっています。











「シマウマを食べにいく」とサバンナへ発った息子が、シマウマになって戻ってきた





















「その家の老婆を殴ると金運が上がる」という噂を聞いて訪ねてみると、老婆は既に死んでいた。とにかく金が欲しかったので、とりあえず一発殴っておいた。





















自販機に馬鹿と言われた





















泥梨で弁天がわらう





















【面白いことやります】と書かれた看板を首から提げ、箱を持って立っている老人の前を、高そうなスーツを着た男が通りかかった。

「いくらだね」

「旦那のお気持ちでさぁ」

「どんなことをやるのだね」

「そら旦那、入れてみてのお楽しみでさぁ」

スーツの男が箱に札を入れると、老人はポケットからナイフを取り出し、自らの首を勢いよく切り裂いた。





















非通知電話に出てみると、向こうで私が泣いていた





















頑なにこちらを向かない母の顔を覗き込むと、蛆と蝿にまみれた顔で笑っていた





















  挿絵(By みてみん)

  挿絵(By みてみん)

  挿絵(By みてみん)

  挿絵(By みてみん)

  挿絵(By みてみん)

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  挿絵(By みてみん)

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  挿絵(By みてみん)

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  挿絵(By みてみん)

  挿絵(By みてみん)

  挿絵(By みてみん)

  挿絵(By みてみん)

  挿絵(By みてみん)





















  挿絵(By みてみん)





















今しがた産まれた我が子を抱こうと手を伸ばすと、看護師に「それ、触らない方がいいですよ」と言われた





















その地蔵には、至る所にお悔やみ欄の切り抜きが貼られている





















あなたの子ども、おいしかったです

おしょう油がとても合いますよ ためしてくださいね





















斜向かいの家の表札が「口内炎」になった





















インターホンが鳴ったので出てみると、感情のない小さな声で「逃げてください」と言われた





















山の神社に捨てられていたグシャグシャの紙。

開いてみると自分の顔のモノクロ写真だった。





















電車に乗り込むと、乗客全員がスマホを向けてきた





















どこに電話をかけても「子供の声がうるさくて聞こえない」と言われる






















会社からの帰り道、家の近くで自分と同じ顔の人間が死んでいるのを見つけた











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