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非小説

作者: 炬燵郎

「うーん、感服」

感服というのはつまり、もう凄いなぁ僕は呆れるほど君に感心だよ。みたいな意味である。お父さんが大きな放屁をした時とか、或いは嫌いな食べ物を食べさせようと頑として首を縦に振らない母の圧力についてその強靭さにどうぞ使ってみると良い。


分かりやすいように、子供には馴染みの無い言葉を丁寧な適当で説明しているのにも関わらずコムツカシイ言葉を使う事をどうか寛大な身心のまま許してほしい。人生とはつまり常に釈然としないものである。納得の行く事などこの世界にいくらあろうか。きっとハンバーガーのパンの上についているあのごまに感じる味わい程しかないのかも。


しかし私が何に感服したのか、

そのお話は特にコムツカシイ事はない。この現状に私は起承転結という一石を投じて、もやもやを軽々しく払拭せしめようという魂胆である。兼てより日本語の使い方が適当な私は、読者の君や貴方に大変に不愉快な思いをさせるかもしれない。けれどこれも時代なのだと思えばどうだろう。今の情勢を言うのではなくこれは私の今から作り出す全く新たな世界であるの。怒らないでね。当然私は、今の時代に漢字の使い方や言葉の嵌めどころがわからないアンポンタンが増えたとかメトロポリタンだとかそういう考えは全く無い。言葉なんてインスピレーション、ニュアンスニュアンス。受け取り方さえみんな違って皆いいとか、つまりそういう事を説いていて。すなわち学校のテストなんかで「この登場人物の心情を答えよ」なんて問題に出来る物語なんて失くしてしまおうって熱い問いかけなのである。友人でもない、家族でもない、あった事もない彼の気持ちを察してあげられるほど、文字に書き起こす程理解できて居るだろうか私如きの人間が。そんな物を堂々書き起こそう等と、あまつとさえそれで点数を頂こうなんて考えるのは愚か者ののする事だこのメトロポリタン。こんな穴だらけみたいな文章に何の意味がある。せめてクスリと笑っていただければ良いと思うのだけれど。君を見ている限りクスリともせずに真顔をコチラへ向けているから引き攣り笑顔だ。私は。


こんなもんで貴重な人生の一部を消費して良いものか?君が我にかえる前に私が問題提起してやろう。今すぐ止めて広辞苑でも開きなさい。ひたすら目についた文字でしりとりをして書き起こすが良いわ。その方がよっぽど有意義ですよこの本について文字を目で追う事よりかはね。


昔から本が好きだった私としては一度開いた本を閉じる事はどうしても気持ちいくなかった。またこういう巫山戯た日本語を使うと思ったかい。日本語なんて各々思うままに使えば良いのだ、少なくとも私はそれを信条に生きてゆく。ざまあみろ。これは教科書ではないのだ。本が好きだった私は、幾度となく小説家を夢見た。しかしどうしても一つの作品を書き上げる事など出来はしなかった。何故か。正解が見えないのだ。さて書こうとペンを持ちつつ、その手は動かない。こうではない、こうあってはいけないという思いが私の手首に重い槍を突き立てるのだ。そのお陰で私は、つまらん作品を書き上げる事こそなかったが思いのままに駄文を連ねる事さえ出来なかった。私が心ゆくまでペンを走らせればそこに出来上がるのはのびのびとした駄文であるぞと。私はそれが言いたい。こんな世の中でも巫山戯た小説があってよいのではないか。暇潰しに見る様な。例えばギャグ四コマ漫画の様に。誰かが新聞の端に殴り書きした様な文を読みたい時だって、人間にありはしないかな。そんな需要を満たしてほしい。私ではない誰かに。

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