1/1
ひとつの光
この小説は、一人孤独に耐えていた主人公がひとつの光を見つけて、明るくなり、人と接して、失恋、挫折を乗り越えて新しい自分を見つける恋愛小説です。
実際、日常にあるようなストーリーになっているので、共感してもらえる部分も、あると思います。
気になった方は、次に進んでみてください。
ねぇ、どうしてあの時、嘘でも冗談でも「うん」って言ってくれなかったの?
高校生の恋愛に永遠なんて、重い?
でも、嘘でも冗談でもいいから言って欲しかった。
私も、一人の女性として永遠とか信じたかった。
私をずっと、必要として欲しかった。
でも、もう叶わないんだね。
出来るなら、あの頃に戻りたい。
孤独から抜けさせてくれた、私に笑顔をくれたあの、楽しかった頃に戻りたい。
初めて出来た友達、恋人、他にもあなたが教えてくれたたくさんの楽しい事。
ねぇ、叶うなら私は願うよ。
もしも、あの頃に戻れたらもう永遠なんて言わない。
だから、あなたに会いたい。
永遠なんて言わないから、もう一度あなたに会って恋をしたい。
叶うなら。