消えたペンだこ
どうも、どうもどうも。
わりかしルーチンワークが得意なものです。
本日は、ペンだこについて書かせていただきますです。よろしければお付き合いくださいな。
私は昔から絵を描く事が好きで、ヒマがあれば鉛筆や色鉛筆やボールペンや水性ペンや油性ペンやつけペンや万年筆やミリペンやガラスペンや筆を握っておりました。
まさに筆記具を「握って」絵や迷路を描いていたんですよね~。
その昔左利きを矯正された事がありまして、鉛筆だかクレヨンだかを持つのが難しかった?ようで、ぎゅっと握った状態でないと線が引けなくなっていたんですよ。
見た人がギョッとするレベルの持ち方をするようになりまして、それは大人になっても治る事はありませんでした。頑張れば普通の持ち方もできるのですが、緻密な線とかは握って書かないとダメでしてねえ……。
ぎゅっと握った状態で書くので筆圧は高く、様々な弊害をもたらしました。
小学校では2Bの鉛筆を使うよう言われていたので、良く消える消しゴムでもなかなかきれいに消せなくて…苦労したのなんのって。
漫画家希望だったのでインク&ペン先を使っていたんですけど、筆圧が高すぎて人気?のGペンが使いにくく、丸ペンなんてもってのほかで、ずっとカブラペンを愛用していました。ミリペン0.05はもちろん高いお金を出して買ったロットリングまでもあっと言う間に折れて、どれほど己の握力を嘆いた事か…。
筆圧が強いという事はそれなりに指にかかる負担も大きく、私の中指には大きなペンだこというか、へこみができていました。圧力がかかるからか少し変色していて、肉が押されて前方に固まって盛り上がっているような感じで、とても若くて可愛らしい女子の指先とはいいがたい状態に仕上がってしまいましてですね。
ずっとへこみ続けていた指を特に気にすることもなくなって、ずいぶんたって…、ふと、最近、気が付いたんですよ。
指が…フラットになっている!!!
へこんでない、まっすぐな指!
黒ずんでない、肌色!!
なんとなくしびれてたのに、感覚がある!!!
もと?に戻ったのが、一体いつ頃からなのか、さっぱりわかりません。
知らないうちに、私の不格好にへこんでいた中指は、まっすぐな中指に戻っていたのですよ。
よくよく考えてみれば、ここ数年…ペンを持っていません。デジタルに移行してからは、ペンタブを使っていて…ボタンの関係で握れなくて、中指部分は確かにノーダメージではありました。
ちょいちょいボールペンで記入するような事はありますが、二時間ぶっ続けで描画作業をするなんてことは一度もなく、負担らしい負担を受けることがないまま月日は流れ…指は完全復活したのです!!
わりと衝撃でした。
人体の再生?能力、侮れない……!!!
と、いう事でですね。
もしかしたら、昔ペンだこのあった人は…消えてるかもしれませんので、チェックしてみると宜しいですよ。
今、ペンだこがあって悩んでる人は…いつか消える可能性がありますので、覚えとくといいかもですよ。