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大阪を歩く犬2  作者: ぽちでわん
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台風

それから雨だったり、おかあさんが用事があったりで、せっかく涼しくなっても散歩に行けない日々が続いた。

金木犀がいいにおいだったけれど、あっという間に終わってしまった。

何日か雨で、近くにもなかなか散歩に出られなくてつまらないなあと思っていたら台風がやってきた。

台風21号。「超大型」のままで大阪に上陸。

びしゃびしゃと雨が降った。びゅうびゅうと風がうなった。


テレビから土砂災害警報発令と列挙されている地名は、行ったことのあるところだった。

氾濫警戒情報が出されているのは、横を歩いたことのある川だった。

どうなることかと心配だった。

台風が去ってからも、まだ土砂災害の恐れがあるところがあちこちにあるようだった。


散歩でどこかの町に行くって、町と知り合いになるようなものだな、と思った。

少し歩くだけだから、名刺をもらってちょっと挨拶した、くらいの関係。その日の具合によって、印象が良かったり悪かったり、もっと知りたくなったりする。

それくらいの関係でも、なにかあると心配になったりする。ちょっと挨拶しただけでも知っているみたいな気になるからな。


知っている町が増えてきたな、と思った。

そこに暮らすみんなが無事だといい。

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