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01. はじめに, 背景

とにかく俺は鬱屈していた。


ネットを徘徊しつつ、ビールを6缶ほど空けた。

酔えば酔うほど閉塞感が高まるばかりだった。


これ以上この部屋に居ては気が狂いそうだった。

買い置きのウィスキーを開け、原液のまま2cmぶんほど嚥下する。

胃が灼けるこの感覚も俺の苛立ちを止めることはない。


ウイスキーの瓶をコンビニのビニール袋に突っ込む。

タバコとライターをポケットに押し入れ、サンダルでアパートを出る。


戸の閉まる音を背後に聞き、ふらふらと階段を下る。

スズムシだかクツワムシだかの鳴き声がする。今夜は半月だ。徘徊するにはいい夜だ。


向かうのは海だと決めている。アパートから東に歩いて10分ほどで海岸に出る。

明日は日曜だ。今日は仕事だったが明日はフリー。今日はいくらでも酒が飲める。


中心街から外れたこの地域には、ボロい集合住宅が立ち並ぶだけだ。

海の方へ向かうにつれ家屋はさらに少なくなっていく。

この地域に俺の他にどれくらいの住民が居るのかなど知らない。

まあ、どういう用件であれ、俺に関係を持とうとする可能性のある人間が少ないことは歓迎する。


*


酔ったとき特有の匂いを嗅ぎながら海へと歩く。


この匂いは俺の「青春の匂い」だ。

学生時代、買い込んだ酒を干してから、新たな酒を買いに出るときには、いつもこの匂いがした。


この匂いを嗅いでコンビニへ向かう道すがら、書いているレポートの続きを考えた。

数式の展開はすでに紙に書いて済ませている。それを推敲しつつパソコンで清書する。

複雑な数式をタイプしていくのは、不思議な高揚感を伴う作業だ。


さすがに、その頃の俺とて、自分が神に愛された特別な存在だとは思っていなかった。

だから、この世のできごとを、たちどころに理解する能力がないことはわかっていた。


しかし、時間をかけて、本にあたり、自分の頭で考えれば、大抵のことを理解できると信じていた。

昼は図書館でレポートの下書きをし、夜は自室で酒を飲みながら、

数式の記述に特化したソフトでコードを書くのが、

研究室に配属されるまでの俺の大学生活だった。


そのころの俺は、完全ではなくとも無敵だった。そのころの俺には未来があった。

いくら酔おうとも、いや、酔えば酔うほどに、未来は拓けて見えた。俺は、研究の道に進むつもりでいた。


*


いざ研究室に配属されてみると、俺は研究者および研究界というものに対して、

ステレオタイプなレッテルを貼っていたことに気付いた。


今となっては一笑に付す考えだが、俺は、研究者と呼ばれる人間すべてを天才だと思っていた。

最強の頭脳集団が、この国の、この世界の研究界を回しているのだと思っていた。


個々の研究者がそれぞれに飛びぬけたアイデアを提出し、

燃え盛る炎が絡みつくように新たな発見が次々と生まれていく。

独立した炎のネットワークが研究界の正体であり、

炎を生み出すのは各研究者の資質・発想・努力、

孤高の天才たちがネットワークのノードであると考えていた。

俺は、その一角になる人間であると信じていた。


しかし、研究生活というのは、思っていた以上に、生々しい人付き合いを強いられた。

俺はただ俺の研究に没頭したいのに、研究室の雑務、

書きたくも読みたくもないメールの応酬、出たくもない飲み会、

そういうものに思考を阻まれる。


本物の天才以外は、共同体を作る。

共同体を作ればそこに社会が生まれる。

社会が生まれると、有無を言わさず人間関係とそれに伴う義務と責任が生じる。

研究界というのも、結局はそういうものだった。


鬼才に溢れる研究者や非凡な論文に出会うこともなく、

研究者という存在も思っていた以上に平凡なただの人間で、

論文に発表されるアイデアというのも大したものではなかった。


もちろん、様々な雑事の合間を縫って、研究者たちがそれぞれの研究を進めていることは分かっていた。

1本1本の論文は在り来たりな内容でも、それらが積み重なって、科学という体系を作っていることも分かっていた。


しかし、俺はそれらに馴染むことができないでいた。


*


社会というのは、すべてそういうものであるとようやく俺は気付いた。

サラリーマンとして働くのも、研究者として働くのも、大した差などないのだ。


俺は、研究職を諦めた。

数学と科学、そして研究への熱は急速に冷め、修士の頃には就活を始めた。

特に努力せずとも入社できそうな会社の面接を受け、食い扶持を稼ぐための場所を決めた。


*


俺は一人で生きていた。


友人らしい友人はいなかった。

どんな難しい課題が出されたときも、

苦しみながら、すべてを自分の力で解決してきた。


俺は趣味を持たない。生きる楽しみを持たない。

俺にとって、数学や科学は、趣味ではなかった。

それらにより語られるものを美しいとは感じていたが、けして楽しみではなかった。


数学や科学は、研究者としてやっていくための飯の種であり、

その種を上手く利用できないのであれば、単なる一つの体系に過ぎなかった。

それらの体系を先に推し進めるわけでなく、欠陥を埋めるわけでなく、

単になぞって楽しむことなど、俺には理解できないことだった。


*


研究職への道に絶望して就職し、鬱屈したまま、5年ほど耐えた。

思っていたとおり、サラリーマンというものも、ロクなものではなかった。


いままでの俺の努力など、何も役に立たなかった。

必要なものは、コミュニケーション能力、適当な文書作成能力、それくらいだ。


俺は、表面的なコミュ力というものは備えていた。

内心がどうであれ、さわやかな笑顔で、さわやかに会話する。

他者が喜びそうなことを言ってやる、感謝を伝える。

業務中はテンション高く振舞い、上司ともフランクに接し、

後輩の失敗も笑って許してやりなぐさめてやった。


どうやら会社は俺のことを有能とみなしているらしく、すでに役職もついた。

俺の関わるプロジェクトは、俺の助言で軌道修正され、無事に終わることも多かった。

会社からすれば、自分で言うのもなんだが、俺は"期待の星"と見える存在だったかも知れない。


しかし、働くほどに、俺はフラストレーションを抱えていった。


この人生に変化が訪れるような気はしなかった。

5年も1つの業務に携われば楽しさがわかってくるはずだ、

という一般原則は俺には当てはまらないようだった。

こんな生活がいつまで続くんだ? もう、うんざりだ。


研究職を坐し、在学中の努力も無に帰し、外では明るく振舞いつつ、

夜はネットを眺めながらただ酒を飲む。

仕事は全く楽しくなければ、自らが楽しむ趣味もない。


なあ、このクソみたいな社会に馴染めない人間は、いったいどこへ向かえばいいんだ?


*


住宅がまばらになるにつれ、独り言の声が大きくなる。


「ははは、俺はどうするかな。

 このまま無意味に生きていくのか?

 それとも、この鈍った頭で研究職に戻るか? ははは」


手に提げたビニール袋からウイスキーの瓶を取り出し、いくらか飲む。

胃に落ちるアルコールの熱さが俺に力を与える。


*


そうして海へと向かううちに、ガキどもが騒ぐ声が聞こえてきた。

左に行けば浜辺だ。右に行けば埠頭だ。いつもは浜辺に向かうが、

どうやら今日はお客さんがいるらしい。大学生くらいの何人かの男女が騒いでいるようだ。

火花が散っているのが遠めに見える。花火でもやっているのか。


舌打ちし、俺は右に曲がり埠頭に向かう。

まあいい、たまには違う場所へ向かおうじゃないか。


*


埠頭に足を運ぶのは初めてだった。


適度に酔った俺には恐れるものなど何もなかった。

誰か人間が居れば突っかかって追い払ってやろうではないか。

幽霊など居れば、むしろとっ捕まえて、その正体を調べてやろうではないか。


「ははは、新たな光学現象の発見」


俺は一人そう呟き、瓶を取り出してウイスキーを口に含む。

瓶を掲げてみると、半分ほどに減っていた。


10分ほどぶらぶらと埠頭を歩いたが、猫一匹いなかった。

クソ学生どもの声も、もはや聞こえない。あたりに響くのは潮騒だけだ。


この埠頭が捨てられた倉庫街であることは知っていた。

電灯にはもはや電力が供給されていないようで、光源は月明かりだけだった。


コンクリートで舗装された波止場の左手には海が広がり、

右手には倉庫とコンテナが闇に沈んでいた。


*


前方に、海に突き出た100mほどの突堤があることに気付く。


いいじゃないか。あそこの先端で、ウイスキーを飲みながら、

月光に照らされる海でも眺めようではないか。

ふらふらと歩いていく。突堤の幅は5mもない。うっかりすると海に落ちる。


ほどなく、突堤の先端に辿り着き、腰を下ろす。

生暖かくゆるやかに風が吹いていて、強い潮の匂いがする。


ウィスキーを提げるために使っていたビニール袋を風に飛ばす。

ビニール袋の白いシルエットは、さまよう亡霊のように飛んでいった。


見上げると半月。聞こえるのは潮騒のみ。

なかなか良いシチュエーションではないか。


ウイスキーの瓶を持ち上げて、いくらか口に含み、嚥下する。

異物が喉元を過ぎていく感覚。胃がアルコールに灼け、カッと燃える。

この感覚がたまらなく好きだ。これ以外に愛せるものなどないと言ってもいい。


心臓の鼓動が脳に響き、頭をふらふらと揺らす。月が頭上に揺れる。


*


ああ。


揺らめく月を追いながら、俺は考える。


眠りたくない。眠れば、明日が来る。

明日が来れば、またロクでもない一日が始まる。

そうして、ロクでもない人生がいつまでも続く。

眠りたくない。酔ったまま、永遠の夜に暮らしていたい。

ただこのまま潮騒を聞いていたい。もうまっぴらだ。


さらにウイスキーを口に含み、飲み込む。


時計の類を持ってないことに気付き、舌打ちする。

その代わり、タバコを持っていることを思い出す。

ボックスから1本取り出し、口に咥え、火を点ける。

煙を深く肺に取り込み、月に向かって吹き出す。

まあどうせ明日は休みだ。時間なんぞ関係ない。


しかし、――俺は自嘲する。時間を気にするんだな。


いまこの瞬間まで、来たことのない埠頭に足を運んだ非日常感を楽しんでいたというのに、

俺の心には日常が根を張っているわけだ。いまこの瞬間とて、日常の一部なのだ。

日常に思いを馳せる非日常などあっていいものか。

つまりは、酒を飲もうが、埠頭に来ようが、俺の人生は変わらないのだ。

海が満ち干きするように、俺には、会社に出ては酒を飲むだけの日々があるだけだ。

そうして最後には、死んで、海に帰っていくのだ。


タバコをふかしつつ、身を乗り出して、堤防の下の海を覗き込む。

波が、コンクリートの壁にぶつかっては、消えていく。


それを眺めながら、自由端を境界とする波動について考える。

波動方程式の形を思い出し、ダランベール式がその解となることを確かめる。

海洋の波の速度を決めるのは、重力加速度と水深の積の平方根であることを思い返す。

水の密度が最も大きくなるのは4℃である。固体になったときに液体のときより体積を大きくする珍しい存在だ。

エタノールはどうだったか。エタノールの化学式を思い出す。

エタノールがアセトアルデヒドへ変化する際の反応式を反芻する。

反応の際に生じる熱について考え、燃焼熱とエンタルピー変化との観点の違いを検討する。


*


ふと意識を取り戻す。

根本まで灰になったタバコをそのまま海に吐き捨てる。


いま頭を通り過ぎた思考について、すでに思い出せないが、

どれも今の生活に何の関係もないことだけは、間違いなく分かる。


ああ。俺の人生とは何なんだ。

俺が今までに学んだことに、どんな価値があったというのだ。


一切のことが面倒だ。一切のことに関係したくない。

何も考えたくない、何も感じたくない、何も身に負わせたくない。


*


瓶に残ったウイスキーをすべて飲みくだす。


バカなことをしている。アルコールは臓器にダメージを与える。

この行為は自分を傷つけるものに他ならないと了解していても、

俺は、ある種の自傷行為を止めることができない。

喉が灼ける、食道が灼ける、胃の腑が灼ける。


「はは、急性……アルコ…ル…中ど……く」


せめて我が身の愚かしさをおどけてごまかすべく、そう口にしてみる。

しかし、呂律すら回っていないのが自分でもわかる。


空いた瓶を地面に置く。

視界は安定しない。瓶と、突堤と、暗い海と、すべてが揺れている。

部屋へと帰らねば、と思うが、体が動かない。その場に座り込み、うなだれる。


酔いのせいで思考は一貫せず、様々なことを考えては、様々なことに上書きされていく。


「ああ、ぜんぶ……面倒くせえ……」

そう呟いて顔を上げる。


 死んじまうか。


頭の揺れも、口内の乾きも、胃の痛みも忘れる。

難解な問題の解が、直感的に思い浮かぶ瞬間がある。

何時間、あるいは何日も、一つの問題に没頭すると、そのような瞬間がふと訪れる。

数学や物理に必要なものは論理のみであると思われがちだが、それは間違っている。

最初にあるのは、むしろ閃きであり、それは妄念に近い。

しかし、おそらく間違っていないということだけは分かるのだ。

論理を用いてその妄念を正しく埋めていくのが、証明と呼ばれる操作だ。


そして、「これは正しい解である」と直感する。


「ははは、はは……」


これでいい。なぜいままで気付かなかったのだ。

定型的に死にたいと思うことはよくあったが本気で考えていたわけではない。


死んでしまえばいいのだ。ぞくぞくと体が震える。

この海に、1人で沈んで、このクソみたいな世界から消えてやろう。


あらゆる前提をひっくり返してやった。

だだっぴろく白い、俺しかいない空間が現れる。

やり場のなかった怒りが、いま出口を見つけた。


立ち上がり、空になったウイスキーの瓶を持ち上げ地面に叩きつける。

音を立て砕け散るガラスを見て、俺は笑いを止めることができない。

俺は笑う。そして、叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ、力の限り咆哮する――


 クソッタレがああああああああああああ!!!

 俺はいま!!! わかったんだああああああああああああ!!!

 俺が死ねばあああああああああ!!!!

 それで終わりだああああああああああああああ!!!

 クソがああああ!! 死ねええええクソがあああああああああああああ!!!


*


目が覚める。なぜか潮騒が聞こえる。


「外じゃねえかクソ……」

日の光を直視してしまい悪態をつく。

どうも声が涸れている。頭が痛い。喉も痛い。


外で目が覚めるなど学生以来だ。

とりあえず、身を起こす。デカい倉庫のシャッターの足元でノびていたようだ。


ジャージのポケットを叩くとタバコが入っていることがわかった。

タバコとライターを取り出し火を点ける。マズい。二日酔い特有のマズさだ。


「やれやれ」

タバコを口に咥えたまま髪をかきむしる。


時間はわからないが、太陽はすでに水平線より上にある。

まだ夏が終わって間もない。おそらく、まだ、6時か7時くらいだろう。


無感覚なままタバコをふかす。


昨日の記憶をたぐる。埠頭に来たことは覚えている。

海に出っ張ったところに座っていた気がする。

つまり、たぶんいま目の前に見えているあの突堤だろう。


突堤の先端に何かが陽光を反射して輝いていることに気付く。

煙を吐き出し、目を凝らす。割れたガラス瓶か?

そういえば、あそこでウイスキー瓶を叩き割った気がする。それで――


「あ……」

叫んだのだ。体の底から叫んだ。そうして思い出す。


一度スジの通った考えは容易に復元できるものだ。

そうだ、死のう、この海に沈んで。


ここからが「証明」だ。

ほぼ間違いないと思われる解に対して、その正しさを追い詰めていく。

これは非常に心躍る作業だ。獲物はもう捕らえている。

追い詰め得られることも確信している。

あとは一歩一歩、獲物に近づいていくだけだ。


「……やはり、ここは人は来ない場所みたいだな」

タバコの灰を落としながら呟く。


倉庫のシャッターは錆びついていて、もう何年も開閉されていないことが分かる。

道路の舗装は割れが目立ち、雑草が生えている個所すらある。

倉庫の脇の電灯もメンテナンスされていないようだ。そういえば昨晩も点いていなかった。

目を閉じて耳を澄ますが、生物の動作を思わせる音は聞こえない。潮騒が響くばかりだ。


*


体の根源から力が沸いてくるのを感じる。久々の感覚だ。


調べるべきことが数多くある。

二日酔いなど気にならなかった。

むしろ奇妙なほど頭はクリアだった。


突堤の先まで歩いていき、地面に残っているガラス瓶をすべて海に蹴落とす。

そうして気分よく自宅へ向かい歩く。


海に沈むならば、ある程度まで沖に出た方がいいのだろうか。

それなら、ゴムボートでも用意するか。ボートに穴を空けておけば、ボートごと沈むだろう。

いずれにしても、この身を沈めるためには重りが必要だ。どれくらい必要だろうか。

俺の体重から必要量が計算できるだろう。浮力はどうやって計算するんだったかな。

重りと俺の体を結びつける縄の結び方も学ばねばならない。

たしか、行方不明になった人間はある程度まで立つと死亡したと判断されたはずだ。法律もいくらか調べねば。


様々なアイデアがあふれてくる。


*


この一連の作戦をGBOと名付けた。グッド・バイ・オペレイションの略である。

この間抜けな名前は、俺の人生に相応しい。

そしてGBOの最終目標を「考えうる限り、最も静かで、最も迷惑の掛からない自殺の遂行」と定めた。


「なあ、このクソみたいな社会に馴染めない人間は、いったいどこへ向かえばいいんだ?」

という文言は、幸村誠「プラネテス」という漫画から借りました。23話。

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