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距離の行方
最終話になります。
あれからどれだけ月日流れただろう
あれからどれだけ距離とっただろう
ふとした瞬間君を思い出すよ
急に変わった僕の態度
君はどう思ったかな
君に対して作った壁
それは自分を守る為?
それは君を困らせない為?
あれは何の壁だったのかな
それは僕にも分からない
壁を作った僕の中の僕は
殻に閉じこもってしまっていたから
たぶん僕の中身は空だったから
やり直せたらいいのに
今になって思う
伝えれば良かった
たとえ交わることのない平行線でも
あの時の気持ちがトゲのように突き刺さっているんだ
チクチクと後悔の痛みを思い出させるんだ
あの日の夕陽に照らし出された影
決して交わることはないけれど
隣に手を伸ばしていたら
その手は君に届いたのかな
手を伸ばせば届いたのかな
平行線の上に立つ君と僕との間の距離
形式など無視してただ書き綴ってみたので、読みにくかったかもしれません。
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