ダブルブッキング(200文字小説)
カフェのカウンター席。
彼女との待ち合わせまで時間をつぶしている。
カウンターにスマホを置いて雑誌を眺める。
隣の奴が偶然僕と同じスマホだった。
スマホが鳴った。
彼女の名前が表示されている。
僕はスマホを手に取った。
隣の奴はその間に席を立った。
「ヒロシだけど」
「えっ?ヒロシ君?どうして?」
不思議そうな彼女。
「なにが?」
「なんでもない…」
彼女はそう言って突然電話を切った。
僕が手にしたのは隣の奴のスマホだった。
カフェのカウンター席。
彼女との待ち合わせまで時間をつぶしている。
カウンターにスマホを置いて雑誌を眺める。
隣の奴が偶然僕と同じスマホだった。
スマホが鳴った。
彼女の名前が表示されている。
僕はスマホを手に取った。
隣の奴はその間に席を立った。
「ヒロシだけど」
「えっ?ヒロシ君?どうして?」
不思議そうな彼女。
「なにが?」
「なんでもない…」
彼女はそう言って突然電話を切った。
僕が手にしたのは隣の奴のスマホだった。
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