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22話 謎ばかり

「これよりパナマ運河にはいる、対潜警戒を厳になせ」

楓の声が伝声管を伝って、広い艦内に響き渡る。艦内電話は衝撃でどこで内線が切れているかわからないため、とりあえず伝声官を使っている。


「航海長、しっかり頼むぞ」


「はいはい、わかりましたよ艦長」

パナマ運河は2030年から2040年にかけて、大型化していく軍用船、超巨大タンカーなどを通過させるために、運河の拡張、改良を行った。これにより、艦艇はもちろん、輸送船、などの大きさのものも自由に通れるようになった。一番の改修は、関門の撤廃である。これを機に、運河の通行料金を撤廃し、国際運河となっているのである。しかも中立なので、ここの700km以内の海上では戦闘禁止であり、同時に渡っている敵国同士が敬礼しあったりすることもあるという。もちろん、一般船と、軍用船の通過ルートには見えないよう仕切りがしてあるが…


「あれって、扶桑じゃないか?」


「あぁ、そうだな」

緂と楓の言葉である。そう、名前の通り、戦艦扶桑である。…艦橋、後鐘楼の外見がまったく同じなのはさておいて。45口径51cm連装砲2基4門、45口径51cm三連装超電磁砲2基6門、計10門の主砲を持ち、航空機運用も考えられた、航空戦艦である。ちなみに、45口径51cm三連装超電磁砲などは大和に乗せるための試作品である。全長約340m、全幅約53m、砲塔配置は41cm改装案の扶桑とほとんど変わらない。説明すると、まず、第一、第二砲塔を51cm連装砲にそのままいれ換える。さらに、第三、第四砲塔を廃止、そこにどどんと三連装砲一基を構え、そして、その後ろに後部艦橋があり、第五、第六砲塔も廃止、さらにここに三連装砲一基を構える。そして、煙突の小型化と、砲塔が少なくなったことによって、上部構造物はかなり前に詰められているので、後部に航空甲板を設けた。海上自衛隊解体後、金剛型で戦艦についての設計指導を受け、日本で建造された。扶桑型は偶然にも、二回も日本が戦艦で初めて、独自で設計、建造した戦艦の称号をいただいた、名誉の艦型であった。そして、二回の改装のあと、航空戦艦として大成した。


「でも、なんでこんなところにいるんだ?」


「あ、行ってなかったっけ、護衛に航空戦艦扶桑、伊勢、重巡洋艦那智、羽黒、駆逐艦初春、吹雪、初雪、深雪、夕暮が護衛につくんだよ」


「えらい豪華だな…」


「そらそうだ、日本が建造した最新鋭戦艦がこんな早々沈められてはたまらんからな」

と、楓が苦笑する。


~48時間後・日本・呉工廠・大和型専用ドッグ~


「これまた派手にやられましたねぇ…」

男は苦笑する


「すまないな…ミサイルが誘爆したんだよ」

楓も同時に苦笑する


「いえいえ、こっちの方がどうせ改装するんですし楽でしょ」

男は気楽に構えることにしたようだ


「ところで…最近どうだ?」


「ちょっと軍部の方で動きがあるみたいです」


「そうか…あとで私の部屋に来い」


「了解しました、楓艦長、いや、phoenix上級大将」


~???side~

中から、少しばかりの声になっていない声らしきものが聞こえる


「おい、中に誰かいるぞ!!警戒してかかれ」


「постижение《了解》」


「これで引き上げとともに、中の生存者報告を完了したら、俺たちの仕事はおわり、本国へ帰れるな…」


ガチャガチャ

グワン

という音を立て、

「隊長、なかに子供が…」


「クッ…こんなガキにまで過ちを引き継がせるのか…JPめ…何も変わってないじゃないか…」

隊長と呼ばれた男は苦虫をかみつぶしたような顔でつぶやく。


「隊長、まだ息をしています、一応捕虜として連れ帰りましょう」


「うむ…必要なデータは取った、帰るぞ」

そうして男は踵を返し、黒い大きなもの(・・)に入っていく


「「「「同志лед《氷》の名のもとに」」」


こうして、海面にあった黒い物体は消え失せ、いや、潜った《・・・》

海上にサルベージされた物体とともに…



いや、別に、あの、その、大和最強化計画なんてないですからね?あと、明言しておきますが、50万トン戦艦と氷山空母、H級各計画案、ソビエッキ―ソユーズ型は絶対にすべて出します。もちろん、性能は調整しますがw

ガルパンのBGM聞きながらだと作業がはかどりますねぇw



2016/07/06修正入れました


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