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13話 源田サーカス

「「「おお!!」」」

そこに甲八八艦隊が大勝したという記事があった。


「ちゃうちゃうそっちの記事ちゃうて、その裏や」

急に楓が関西弁になる、、、なぜ!?

まあ、おとなしくいうことを聞いて、新聞紙をめくる


「「「は?」」」

俺、涼太、緂が同時に固まる。楓が面白そうに笑っているがそれどころじゃない。

俺たちの隊の愛称が『地天の源田サーカス』として紹介されていた。俺たちは紅葉も入れて2小隊しか落としてないし、まず『源田サーカス』って曲技飛行隊では、、、


「お前ら『サーカス』ってどうよ」

と紅葉が噴きだしている。と、そこに


「紅葉も入ってるぞ?」

楓の笑いが加速する。そして同時に紅葉が固まる。フォッケウルフを落とすところを動画でとっていた人が日本の歴史好きだったそうで


旋回が多かった=曲技飛行みたい=日本といえば『源田サーカス』だ!!


ということらしい、、、適当だな!!おい!!


「もう紅葉も隼先輩も『源田サーカス』に入ればいいのに」

どこからか発せられたその言葉は格納庫中を反響し、その場にいた人を固まらせた女性二人・・・・を除いて


「何だと!!今言った奴出てこいミンチにしてやる!!」

紅葉の頭から蒸気が出てる、、、


「いいぞ?私が申請出しとくから」

楓がどこから持ってきたか三色団子を食べながら、恐ろしい言葉を発した。そして、楓以外の人が唖然とする。


「ねえ隼?」

涼太が隼に尋ねる


「ん?なんだよ?」

隼が笑顔で応答する。


「隊でかわいがってた後輩とかいる?」

涼太が隼に尋ねる


「ああ、いたけど?」

隼が笑顔で応答する。

と、同時に涼太が入口の方に駆け出す。

「それってこの子?」

涼太が首根っこをつかんで持ってきたのは、、、ちっこい整備員?


「ん~?どっかで見たような・・・」

楓が首をかしげている。無視しよう。

「ちっこい言うな!!」

と、涼太に首根っこをつかまれているのも忘れ、こっちに向かって叫んでくる。

ばれてたのか、、、コワッ


「ああ、久しぶり!!『空の虎』!!」

隼が彼?に向いて二つ名であろう名前を口にし、笑顔で手を振る。

彼?はとても中性的な顔立ちではっきり言ってどっちの性別かわからないおそらく男だろう、、、って仮定しておこう。っていうか、体格的にペダルに届くのかどうかも怪しい。隼曰く、陸軍では有名らしい。操縦技術は天性のものといっていいのに、体格に恵まれていないらしく彼には専用機の試製『巨星』が用意され、体格に恵まれないパイロットのために量産化も決定している。ちなみに色は青である。二つ名は『空の虎』で『青い巨星』では決してないので間違えないように!!


「『飛翔の獅子』先輩こそお久しぶりです」

彼?は皮肉っぽく挨拶する。

隼は気がつかなかったようで

「その名前はやめろって~」

と照れていた。彼?がチッと舌打ちした。

ほんとに隼は慕われているのだろうか、、、?っていうか、『飛翔の獅子』ってなんだよ!?あのちっちゃい奴どっかいかないかな


「!?今失礼なこと考えた奴出てこい!!」

あ、ばれた


「あ、思い出した。そいつお前らの隊に入るパイロットだ」

楓が長いこと首をかしげていたのを戻す


「「「「「「はっ!?」」」」」」

パイロット勢全員が驚く


「ていうか、なんでお前まで驚いているんだよ」

緂が彼?に聞く。


「え?新型の戦艦に乗れという命令しかもらってないよ?」

キョトンとした顔で彼?が答える。みんなの中に重い沈黙が流れる


「あ、あのさ?この人数だと『特別護衛中隊』の申請出したら認められるやんね?」

涼太が焦りながら全員に問いかける


「「「「「「あ!!」」」」」」

全員があ、そうだったという顔になる。

特別護衛中隊とは、空母以外の艦艇の艦載機で6人以上の隊に与えられる名前。この名前をもらうと、隊の全員が中佐並の階級に引き上げられる。申請しないといけない。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(涼&吹&緂)「初期メンバーと学ぶ~」

(零&綾&爛)「第二次世界大戦の兵器~」

(作者)「ドンドンドンドンパフパフ~♪」

(涼太)「で、この企画はなんなん?」

(作者)「この企画は投稿する直前に思いついた、この作品を読んでいる人に第二次世界大戦の兵器を簡単・・に知ってもらおうという企画です」

(爛)「この作品みてるひとにはいまさらじゃないですか?」

(緂)「ってかこの作品みてる人そんなにいるのか?」

(作者)「グフッ(吐血して倒れる)」

(吹)「まあ、話進めよう」

(綾)「そうね」

(吹&涼)「、、、(原稿を見る)」

(吹)「こ、今回最初の兵器は~」

(涼)「日本のレシプロ機といえばこれ!!『零戦』の愛称で知られる、『零式艦上戦闘機』!!」

(零戦)「よろしく頼む」

(全員)「え!?」

(零戦)「え?」

(全員)「作者?」

(作者)「はい?」

(全員)「なんで擬人化してんだよ!!」

(作者)「いや、なんとなく」

(全員)「今すぐやめろ!!」

(作者)「へ、へい」

(作者)「ということでお帰り頂きました」

(吹)「では改めて、『零式艦上戦闘機』は大日本帝国海軍の主力艦上戦闘機で、連合国側のコードネームは『ZEKEジーク』」

(涼)「支那事変から太平洋戦争初期にかけて、2200kmに達する長大な航続距離・20mm機関砲2門の重武装・優れた格闘性能を生かして、米英の戦闘機に対し優勢・・に戦ました。さらに、米英のパイロットからは「ゼロファイター」と呼ばれたそうです」

(作者)「次回に続きます」

(全員)「え!?」

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