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戦闘は突然に

不意に肩が叩かれた。

『ラ‥エ…さ‥ラミエル様』

叩かれた方を向くとヘファイスがいた。

いつの間にか寝てしまってたみたいだ。

『あぁヘファイス起こしてくれたんだな。ありがとう』

『いえ、それよりお風呂はどうしますか?』『案内頼めるか?』

俺はそう促した。するとヘファイスは

『はい。では、着いてきてください、』

 と言ったので、ついていくことにした。

廊下をしばらく歩くと、風呂場についたのだろう、ヘファイスが止まった。

『ここです。さぁどうぞ。』

『あぁありがとう』

俺はそう言って、中に入り服を脱ごうとすると

『脱いだものはそのまま置いててください。タオルの代わりのものを用意しておきますので』

『わかった』

 返事をするとヘファイスは、ドアを閉めて浴室を出ていった。それを確認すると服を脱ぎ浴槽を見に行った。

『おぉでけぇ金持ちだけあるな』

 想像を超える大きさの浴槽に思わず声が漏れてしまった。……入るか。と思うが早いか体を洗い肩まで浸かった。

『はぁ……あっ……あぁ』

 あぁ気持ちいいな。…………よし。もういいか‥

風呂から上がり、タオルで体を拭き準備されていた服に着替えた。シャツにズボンと楽な格好だ。これなら動きやすいかな……

 寝る場所を聞くために、さっきまで飯を食べたいた場所にいくとヘファイスとヘスティアが、武装をしていた。

『なんかあったのか?』

 するとヘスティアが少し焦ったように

『実は……』

 と話を始めてくれた。

話を要約すると、魔獣が襲ってきたから助けて欲しいと救援依頼がきた。それで、近くにあったアニエル家に他の貴族がくるまで足止めをしろということらしい。

『それで?アニエルは?』

『アニエル様は今準備をしています。』

……はぁ大変だな貴族も…。ヘスティア達と話をしていると、バンと音をたてドアが開け放たれた。

『お待たせしました。それでは行きましょう』

 そこには、バフォメットと戦ったときの姿のアニエルがいた。

『俺も手伝うか?』

 するとアニエルは困ったような顔をして

『迷惑じゃないかな?』

『パーティーメンバーだからな』

そう言うと嬉しかったのか顔を綻ばせた。

『ありがとう』

『じゃあいくかー』

俺が出発の合図をすると

『はいっ』

 と、三つの元気のいい返事が後ろから聞こえた



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