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期間
「我は王国騎士団兵長サキエル・マルティエル。魔物の群れ討伐のため派遣された。しかし魔物がいない。状況の説明を求める。」
すると、アニエルが一歩前に出て
「私はアニエル・イズラー。魔物の群れは私達が討伐し、帰還の途中です。」
と、いった。なんか緩くて忘れていたがアニエルって本当に貴族なんだな…と一人感慨に浸っていると
「ほぅ……イズラーと言うことは回復魔法の使い手か。なるほど」
納得がいったかのように頷きマルティエルは
「そうかご苦労であった。報告は我がしておこう。我らは確認のため付近を捜索してまわる。…後日イズラー家に部下を向かわせる。」
と、マルティエルは去っていったので罠をヘファイスの槍で切り無力化し、家に向かい始めた。
暫く歩くと森を抜けイズラー家が見え始める。
「おっ、見えたな。」
俺がそう呟くとアニエルが
「本当ですね!私達生きて帰ってこれたんですね!?」
嬉しそうに確認してくるアニエルの頭を撫でる。
作者のモチベーション低下のため一度ほかの作品を書いて見ようと思います。勝手なことをいってすいません。