俺と豆腐。
キーンコーンカーンコーン
俺の名前は神崎悠斗。
なぜ題名に(タイトル)に"豆腐"が入っているかというと、俺が豆腐が大好きだからだ。
まあ、そんなメタ発言は置いといて
今俺は部活に向かっているところだ。
俺の部活はというと、音楽部とバスケ部を兼任している。
今日は音楽部の日である。因みに部活日程を言うと、月水金が音楽部、火木はバスケ部だ、土日祝は部活を入れても良いし、休みにしても良し。
俺は音楽部でベースボーカルを担当している
さて、部室に入るとするかな。
「ういーす」
「おぉ、悠斗来たか」
「おー、恋楼。今日はやけに早いな」
「あぁ、今日は珍しく担任の話が早く終わってな、折角だから部室に早めに行ってスティックを磨いて待っていようと思ってな」
「なるほどなー」
今話しているのは、祈尊恋楼。
恋楼の家は、神社で先祖代々受け継いでいる由緒正しい家元だ
恋楼はドラムを担当している
ガチャ
「こんちわー!」
「こんにちは」
「おー、お疲れー」
「お疲れ、希澄、縁」
「お疲れさまでーす」
「お疲れ様です」
この二人は俺の後輩の都夜希澄と、都夜縁
二人は双子なんだが、髪の色は違うし、性格も真反対だ
因みに、希澄が兄で、縁が弟だ。
希澄はギター、縁はキーボードを担当している
ガチャ…パタン
「こんにちは」
「お、来たな。お疲れ、呂鬼」
「おー、お疲れー」
「呂鬼お疲れさまー」
「お疲れ様、呂鬼」
「皆さん、お疲れ様です」
「遅かったな呂鬼、何かあったのか?」
「すみません。生徒会の仕事が急遽入ってしまって」
「なるほど、そういうことなら大丈夫だ」
「ありがとうございます。恋楼先輩」
「いや、例には及ばん」
今来たのは臨瑠呂鬼
俺の1つ下の後輩だ。2年にして生徒会長をやっている。
いつも礼儀正しく、誰にでも敬語を使う。家は、茶道の家元だ
何でうちのバンドは家柄がいい奴が多いんだ…まぁいいや
呂鬼はギターボーカルを担当している
「さて、全員揃ったし練習始めるか」
「でも、李詠先生がまだ来ていませんよ」
「先生いなくてもまあ大丈夫だろ」
「それもそうですね」
「よし、じゃあ始めるぞー」