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ソースコード  作者: 臥聖
20/20

学級委員

「Page not found.」


「あれ!この間は見れたのに。」

「画面更新してもダメか?」

佐竹は体を乗り出して言った。


「ダメみたいだ。まあ、ディスクに元データがあるから、コピーするよ。」

と、昭二が話している途中に割り込むように

「そのソフトは、少し先しかわからないのか?」佐竹は焚き付けるように言った。


「まだ、あんまり動かしていないから、そんなに聞かれてもわからないよ。とりあえず、コピーするからインストールしてみてよ。」


「ああ、わかった。とりあえずディスクに焼いてくれよ。」


昭二は、ディスクをハードディスクにコピーした後、ブランクディスクを取りだし、パソコンにセットしなおした。そのまま、書き込みの処理が行われ、完了と同時にトレイが開いた。


「じゃ、このディスクを渡すから、見てみてくれ。」昭二はそう言って、佐竹に渡した。


暫くして、パソコンの画面が砂嵐のようになった。一斉に皆の視線はパソコンの画面に向かった。


昭二は、キーボードを触ったり、マウスを動かしたりしてみたが、その後勝手に電源が切れてしまった。


「今のはウイルスか?」佐竹は言った。

「こんな現象今までに見たことないぞ」

昭二はそう言ってパソコンの電源をオンにした。


カタカタと音を立て、見慣れた画面が表示された。

「何も変なとこないよな。」佐竹は画面を見ながら呟いた。

「いや、さっきディスクにコピーしたディスクのイメージファイルが消えてる!」


「何処にもない。」

昭二は、パソコンのフォルダを手当たり次第開きながら言った。


「取り敢えずパソコンの中を今日はチェックするから、佐竹は家でディスク見てくれよ。」

「わかった、取り敢えず今日は解散するか」

佐竹はそう言って、そのまま解散になった。


夜になって、佐竹から電話がかかってきた。

「あのディスク、何も入ってなかったんだ!」

「ええ?」思わず聞き返した。

「この電話の前に昭二にも電話したけど、昭二も結局データが見つからなかったって。」

「じゃ、結局あのソフトは昭二の持っていたディスクしか無いんだね?」

「それが、あの後アプリも起動しなく‥いや、ディスクのデータも削除されてたみたいだ。」

「これって、あきらくんのソフトと関係あるのかな?」

「今は、全く解らないな。とりあえず明日、学校で。」

そう言って、佐竹は電話を切った。


翌朝、学校にはあきらくんの姿はなかった。

佐竹は、「あきら、何か巻き込まれたのか?」

そう言いながら、昭二と僕のもとにやって来た。


昭二は「あの、ソフトの事と関係あるんかな?とにかく、放課後、あきらのところに行こう!」そう言って、佐竹と教室を出ていった。


このすぐ後に、学級委員の千崎さんが話しかけてきた。「赤車くん、金星くんのこと何か聞いてる?先生のところにも連絡ないみたいだし。」

「えっ、どうして僕に聞くの?」思わずそう答えた。

「だってあなたは、最近四人でいつもこそこそやってるじゃない。」

「いや、こそこそはしてないけど‥。僕らも、心配だから、今日の放課後家に行くんだよ。」

「そうなんだ。うん。じゃ、私も行くから!」

えっ?と言う間もなく、千崎さんは、席に戻っていった。


放課後になり、佐竹と昭二がやって来た。

佐竹が「じゃ、行こうか。」と言うのを遮って、「じゃ、行きましょう~」と千崎さんが割り込んできた。

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