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ソースコード  作者: 臥聖
11/20

白煙

佐竹が

「先生は、怪我とかしなかったみたいだけど、

 部屋の中のものが一部焼失したらしいぞ。」



「昨日の件と関係あるのかな?」

思わず、召二がいるのに口走ってしまった。



召二がすかさず

「昨日の件って?」

と聞き返してきた。



佐竹は

「ああ、睦先生って・・・ほら

 俺が入院していたときにも、いただろ?

 あと、遅い時間に部室に行ったときにもいたりして

 何かあると、いつも睦先生がいたよな。 って昨日はなしていたんだ」


佐竹は、その場を取り繕って答えていた。

「うん。いつも睦先生って、突然現れるよねって話してたんだ。」

と僕は口を合せた。


「ふーん。」

召二は、腑に落ちない面持ちで返事してきた。

「まっ、いいか。

 先生は今日、休みみたいだけど、帰りに様子見に行ってみる?」


いつもの、召二の話し方に戻っていた。


佐竹は

「そうだな。いってみようか。」といって、自分達の教室に戻っていった。




放課後、

佐竹と、召二がやってきた。

「先生のところへ行こう~」


僕は、あきらくんも誘おうとしたが、あきらくんの姿はそのときなかった。

「じゃ、3人で行こうか」と僕が言うと


召二が

「今日は、転校生はいないのか?」と言ってきた。


「さっきまでいたと思ったんだけど、帰ったのかな・・」

と、僕は答えていた。



「ま、帰ったんなら、俺達で行こうか。」

佐竹がそう言って学校を後にした。



先生のところまで3人で向かっていると



川に架かっている橋の上であきらくんが、川のほうを眺めていた。


召二は、近くに走っていって

「何を見てるんだ?」と話しかけた。


僕と、佐竹も近くまで行って川の方に視線を向けた。


「なに、あれ?」僕は口走っていた。


川の真ん中で、白い煙状のものが上に向かってのびていた。


「竜巻か?」佐竹は言った。


「いや、あんなに小さいのおかしいだろ?」召二が言った。


そんな話をしているうちに、その煙のようなものは消えていた。


あきらくんは、少し震えているようにも見えた。


召二が

「今から、先生のところに行くんだけど、一緒に行く?」

とあきらくんに話しかけた。


「う、うん。いくよ。」

あきらくんは答えた。


「じゃ、いくか。」

佐竹は先生の自宅のほうに歩き出した。


先生の自宅前まで到着すると、ちょうど先生が玄関のところに立っていた。


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