大変な生活の始まり
戦争は無くなった。
今となっては誰もが知っていること…。
そして、今では国同士の交渉手段はストライクと呼ばれる競技がほとんどだ。
なので各国は優秀な選手を育てるのに躍起になっている。
ストライクの代表に選ばれれば生活には困ることはないらしい。
なので、俺も一応この道を選んだ。担い手として…。
俺は今日から全寮制である、国立佐久野枝学校に通うことになった。
この学校はストライクの日本代表を多く選出しており、施設も充実している。
そして俺はこの前検査を受けて、結果は寮の自分の部屋に既に置いてあるらしい。
俺は自分の名前である、佳山隆一と書かれてある部屋に行った。
隆一
「っと、ここか。」
部屋を見つけて、送られていた鍵を使い、中に入った。
部屋は一人部屋とは思えないくらい広かった。
隆一
「…何で一人部屋なのに、ベットが四つあるんだ?」
部屋を散策すると、至る所が最大4人まで使えるようになっていた。
隆一
「まぁいいや、それより…。」
俺は机の上に置いてある、箱と封筒に目を向けた。
俺は先に箱を開けて、中身を確認した。
隆一
「…ブレスレットとネックレス?」
ブレスレットは俺が学校側に担い手としての証拠であるクリスタルをはめる物として頼んだやつだからわかるが、ネックレスはなんだ?これにもクリスタルがはめられているが…。
俺は封筒を開けて、確認した。
隆一
「…嘘だろ。」
封筒の中身は検査の結果が書かれていた。これによると俺は、担い手と武器の両方の才能があるらしい。でネックレスは武器の証らしい。個人情報保護法のお陰でこの情報は俺にしか伝えられてないらしい。
ネックレスは隠しやすいとゆうことで向こうなりの配慮らしい。
俺は直ぐにブレスレットとネックレスを着けた。
隆一
「ネックレスは隠さないとな。」
俺は用意してあった制服に着替えて、昼から始まる始業式に出るために、学校に向かった。