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idea note 3

作者: 戸倉谷一活

 二年ぐらい前ですが、一時期魔法使いに興味を持っていた時期がありました。その頃に書いたメモ書きみたいなものです。

 ヨーロッパのどこか、とても深い森の中にある小さな国、そこはいにしえの魔法使い達がひっそりと暮らす最後の土地、人口も少なくて欧州連合によって保護されています。

 その小さな国にあるとても大きな図書館にある日、母親と共に幼い女の子が訪れます。

 広い図書館の中を女の子が一人で見て歩いていますと一冊の雑誌を見付けます。

 表紙には可愛い少女が描かれていて女の子は一目で気に入りまして母親にその雑誌を「借りて欲しい」と頼みます。しかし、母親も雑誌に書かれている文字が読めません。母親が図書館の職員に尋ねるとどうやら日本語らしいのですが、内容まではわかりませんでした。なによりもどの様な経緯でその雑誌が図書館の蔵書になったのか、それも謎でした。

 それでも女の子は気に入ってその雑誌を借りて帰ります。

 当然ですが、その雑誌は表紙だけで無くページをめくるたびに可愛いキャラクターで溢れていました。周りの人達は意味も価値もわかりませんでしたが、女の子は興味が尽きることは無く、幾度となく貸出と返却を繰り返しました。そして図書館にあるたった一冊の日本語辞典、それもかなり古い日本語辞典を使って何年もかけて一行また一行と訳していき、日本のアニメに関する雑誌であることを知りました。

 またアニメには声優という職業が必須であることを知った女の子は「私、日本に行って声優になる!」と夢を語るようになります。

 しかし、魔法使いの国に生まれたのですから魔法使いとして学んでいかなくてはなりませんし、仮に日本で声優という職業に就いた場合、魔法使いにならないということになります。

 親や周囲の期待に沿って魔法使いになりたいと思う一方で声優になりたいという夢も捨てられません。

 女の子もいつしか十代半ば、少女と呼ばれる世代になっていました。

 親や周囲は渋々へそくりを出し合って少女の日本行きを認めます。

 幸いにして日本には魔法使いの国出身の人が一人だけ住んでいましたから少女はその人を頼って日本へ行くこととなりました。

 約一年、少女は日本で色んな体験をしますが、残念ながら少女は夢破れて帰国、親や周囲の期待に沿って魔法使いになることを決しますが、一方で紙芝居を使って日本を紹介したり、自分が体験したことを紹介したりします。その時は一人で二役三役をこなし、持っている声優の知識を生かして皆を楽しませていました。

 このideaに関して言えば時間はかかるかもしれませんが、いつか、いつの日かきちんとした作品に仕上げたいです。

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